ROOM
DiaryINDEXpastwill


2005年04月06日(水) 顔を見て帰るよ。

彼は、急な訃報で。
会社を休んでいた。

あたしの家と、彼の家の間あたりで行われていたらしく


もかの顔見に行くわ。もか、今日バイトやろ?
それまで・・


時計を見ると、バイトまで、会う時間は1時間もなさそうだった。

顔を見に行く、そう言われたのはどれくらいぶりかなあと思った。
顔を見にだけのために行けるほど近くないせいも、
忙しいせいもあるけど。

あたし自身も、会うときはいつも、たくさんたくさん一緒にいるのが普通になっていて。

少ししか時間のないときは会うのを見送ったりしていた。
だからかな。

とても新鮮にそのことばは嬉しく響いた。


彼は、とても疲れていた。
思えば、仕事をして、お通夜に行って、お葬式があって・・

彼は
あたしの部屋で、ごろりとベットによこたわった。
あたしは。
腕に抱かれて、不思議なほどすぐに寝入っていた。

うすく、すぐに目が覚めた。
バイトにいかなくちゃ。

そう思って彼と一緒に家を出たあと、バイトの時間が変更になって
遅くなったことを知った。

久しぶりにミスドで彼と、ドーナツとコーヒーを食べた。


あたしは、ドーナツと、コーヒーの組み合わせがすごく好きだ。
すごくすごく。


そして。
あたしは、このひとも好きだ。

疲れた顔をしていても。
そういうことが、ちゃんとわかるから、良かった。

そして、困った・・・。


もか |おてがみ

My追加
<

素材おかりしました。偶然HNとおなじ!