先日の一七縁日で自作の歌をご披露したら、思い の他お褒めをいただき、恐縮しつつも嬉しくて、歌っ てみるものだなあと、感慨を新たにしています。
『水の行方』 というタイトルの 歌は、茨城に住んでいる頃に 原形ができました。山に雨が 降って土にしみこんで、それが 湧き水になって川になり田畑を 潤し生物を育みつつ、海へ出る。 その海が蒸発して雲を作り、また帰ってくるという循環 を、街生まれの私は茨城岩間の大自然の中で少しで すが実感したように思います。本当は水の地球循環は そんな小さな規模ではなく、海洋深層水や気流や複雑 なものですが、当時の感動をそのままに書いたものは 詩としてみれば概ね的を外れていないように思います。
当日の模様を、友人がビデオで撮影してくれましたの でそれを見せてもらい、動画でご披露できればと勘案 中ですが、技術的に難易度が高そうですのでせめて 音源だけでもアップできればと考えております。すっ かり味をしめましたので、これからも折に触れて歌を 作り、機会があれば発表していこうと思っています。
折り良く頂戴した滋賀のオオムラノリコさんの絵葉書 から 『東海道・栗東 −川辺の懐かしの風景』 作家さんにご了承頂きましたので、遠慮なく拡大。
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