陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2012年06月20日(水)      みずのゆくえ

先日の一七縁日で自作の歌をご披露したら、思い
の他お褒めをいただき、恐縮しつつも嬉しくて、歌っ
てみるものだなあと、感慨を新たにしています。

 『水の行方』 というタイトルの
 歌は、茨城に住んでいる頃に
 原形ができました。山に雨が
 降って土にしみこんで、それが
 湧き水になって川になり田畑を
 潤し生物を育みつつ、海へ出る。
その海が蒸発して雲を作り、また帰ってくるという循環
を、街生まれの私は茨城岩間の大自然の中で少しで
すが実感したように思います。本当は水の地球循環は
そんな小さな規模ではなく、海洋深層水や気流や複雑
なものですが、当時の感動をそのままに書いたものは
詩としてみれば概ね的を外れていないように思います。

当日の模様を、友人がビデオで撮影してくれましたの
でそれを見せてもらい、動画でご披露できればと勘案
中ですが、技術的に難易度が高そうですのでせめて
音源だけでもアップできればと考えております。すっ
かり味をしめましたので、これからも折に触れて歌を
作り、機会があれば発表していこうと思っています。

折り良く頂戴した滋賀のオオムラノリコさんの絵葉書
から 『東海道・栗東 −川辺の懐かしの風景』
作家さんにご了承頂きましたので、遠慮なく拡大。





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