港北区の教室の素焼きで、会場施設の窯を焚きに 丸一日外へ出ました。昼ご飯を、近くの割と評判の 良い手打中華そば店で食べましたがハズレました。 麺はコシはあるものの風味に乏しく、スープはダシ の効果を相殺する、しょっぱいばかりの出来、総体 原材料にはお金をかけていない様子、出される水も 不味く、麺の加水もスープもこの水かな?と疑いた くなるようなお粗末な店でした。
食後意気消沈しつつ、冷やかし に古本屋を覗いたら、とてもよい 本を見つけました。味噌の本です。 写真が豊富で、味噌のことがとて もわかりやすくコーナー別に楽しく 書かれています。味噌は何といっ ても信州がその名産地ですが、京都や名古屋をはじめ 全国に特産名産が目白押しです。伝来は中国といわれ ているようですが、最近の研究では日本発祥説も論じ られ、味噌と日本人の深い結びつきを否応無く考えさ せられます。私は何と言っても 『味噌汁』 がこよなく 好きですが、味噌田楽や味噌煮も大好きです。
陶房かまなりやでは今年も3月10日に味噌作りをします。 昨年は震災の次の日でした。今年は一周忌の前日です。 因果なことではありますが、今年も命の糧を作りながら、 犠牲者の方々のご冥福をお祈りするつもりです。
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