井戸の屋根にきれいな徳利型 の蜂の巣を見つけました。コガタ スズメバチの巣です。巣はまだ 作りはじめらしく鶴首の部分が 短いです。女王らしき一匹が、 入り口付近でこちらを睨むので、 刺激しないように離れた所からズーム一杯で撮りました。
この練り込みの模様がなんとも美しいですねぇ。 こういうのを 『無作為の作為』 というのでしょうねぇ。 私は自分の作為と製作意図を優先していますので、いっそ 作為を邪魔にせずに作ります。然し乍ら陶器はプロセスが 長いので、良し悪しは焼いた後に客観視します。その都度、 なぜこれは良いのだろうか? どのような気持ちでこれを 作っただろうか? と自問自答しつつ反芻しています。
ただただ沢山作った中に良い物が生まれるという作り方も 一つの方法だとは思いますが、一球入魂でどーんとストラ イクをとるような勝負仕事もしてみたいと思います。
蜂の巣作りからも学ばせていただきましょう。
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