被災地との通信もだいぶ復旧しつつあり、釜石の従兄弟 から細かい状況が伝わってきました。女房の親類は自宅 に戻ることができたらしく、ライフラインも徐々に回復し て、物やガソリンは不足しているものの一応の生活は できているらしいです。
画像は従兄弟の自家用車、津波で流さ れ何か重機のような物の上に乗っかっ てしまったとか、見たところ大きな損傷 が無いので、復旧工事の人に降ろして 欲しいと頼んだら、重機の上のは駄目 だと断られたらしいです。何で駄目な んだと憤懣やるかたない様子でしたが、 首尾よく降ろせたとしてもボンネット の中にまで海水が入ってしまって、電装品が壊れてし まっているのではないでしょうか。
物は諦めが付くことでしょうが、色々な思い出や苦楽 を共にした相棒の無残な姿に心は痛んだことでしょう。 でもまだ、これくらいならいいほうだと思わねばなります まい、家も何もかもを失った方の喪失感は想像するだ に過酷です。何だか 『物』 に執着するのがつくづく ばかばかしくなってしまう気分です。
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