先日、箱根湯本へ温泉旅行に行った ときのこと、泊まった部屋のトイレが INAXの 『SATIS』 でした。いつかは 座ってみたいと思っていた便器なの で狂喜して使用しました。素晴らし かったです。昨年の1月に友人達と 修善寺へ旅行した際に運よくTOTOの 『ネオレスト』 に座る ことができました。これも素晴らしい便器でしたが、INAX のサティスも負けず劣らず綺麗で、高機能で、静かでした。 何と! 1回の洗浄に5リットルの水で済んでしまうとか。 喜々として携帯電話のカメラで動画を撮ってきましたが、 写真を撮るのを忘れてしまい、画像はINAXのサイトから 拝借しました。
お便所はどんどん進化しています。が、その反面それを使う 人間は何にもできなくなってしまっているようにも思います。 トイレの側へ立てばスッと照明がついて蓋が開き、用を足し て離れれば静かに水が流れ、程なくまた蓋がスーッと閉じる。 男性の小用であればほとんど便器に触れることなく用が済み ます。していることは野っ原の立小便と同じですが、これが 室内で、尚且つ居間や茶の間のすぐ隣の部屋であっても気 にならない設計であることにつくづく感心をしました。
大きな甕を埋めてその上で用を足し、溜めておいて肥料に するなんて生活をしていたのは、それほど昔ではありません。 水洗のお便所が普及したのも、ついこないだの様な気がしま す。どこまで進化を続けるのか楽しみである反面、回帰した くなる感情が湧くのは、きっと今回の大災害のせいで気持ち が臆しているからでしょうか。
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