陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2010年06月30日(水)      肯 否

日本代表チームの選手たちは素晴らしい試合を見せて
くれました。昨夜は仕事の疲れで起きていられず、ライブ
での観戦はできませんでしたが、サムライブルーのタオ
ルマフラーをしっかりと抱き、勝利を信じて寝ました。
今朝がた結果を見て接戦での敗戦を知り、歯噛みしま
したが、内容の良さに得心し、了簡しました。

 都合4試合を通じて、選手たちの
 動きの良さを支えたものは何だった
 のかを推し量ることは難儀ですが、
 スタメンの選手たちには共通した
 信念のようなものを感じました。
 『一丁やったろうやないか』 とか
 『一泡吹かせてやろうじゃないか』
 といった感じの、まるで映画でも
見るような、そう、正に 『七人の侍』を見終えたあとの
ような清々しさを感じました。選手の皆さん、ワクワク
する数日間をありがとうございました。
そして、おつかれさまでした。

ネガティブにものを考えるのは良くないことでしょうが、
監督の大胆な、奇策とも思えるその人選が今まで陽の目を
みなかった選手を大いに発奮させたのではないでしょうか?
その反面、選出され乍ら出番のなかったベンチの選手達
の気分は決して晴れやかではなかったでしょう。然し、日本
チームは前を向いて進まねばなりません。試合が終わった
途端に 『消える』 だの 『サッカーのことは考えたくない』
などと言っている指揮官はもう願い下げです。次の時代の
サッカーを構築できる世界的な視野を持った知的な監督を
据えて、4年後のブラジル大会へ臨むべきです。

さあ、決勝トーナメントは凄いカードが目白押しです。
贔屓のオランダチームはブラジルと激突!同じE組で鎬を
削ったオランダ代表にぜひとも勝ってほしい。知性の
サッカーが野生のサッカーに勝つところを見せて欲しい
です。 がんばれオランダ! 2日は私もオレンジの褌を
締めて応援します。でもまた夜中なんですよねぇ・・・
起きてられめぇなあ。

決勝トーナメント 組み合わせ




 < 過 去  目 次  未 来 >


陶 房 日 報