もういい加減W杯の話題はよそうと思いながら、日本代表 チームの白星には仰天しました。オランダ戦を観戦し、その レヴェルの高さにほとほと感心し、そのまま中継をワンセグ 放送で見ました。半分寝ながらの観戦でしたが、即席仕立 てのワントップでの戦法はいかがなものかと懐疑しつつも、 思いの他カメルーンチームの動きの鈍さに前半で先制点を 取れたときには酔眼も開きました。
その後眠気に負けて寝てしまいまし たが、先取点を守って勝ったことを 今朝知り、驚きました。まず、カメ ルーンチームの不調をいぶかしみ、 日本チームの幸運を喜びました。 冷静に見てあの点はラッキーでした。 どの選手もボールが伸びる高地の特質と軽い新ボールに慣れ ずにロングボールが伸びており、あの得点シーンでも松井選手 のクロスは大久保選手に合わせたように見えました。そのボー ルが伸びて良い所にいた本田選手が詰めるという展開になり ました。ディフェンスの選手は皆大久保選手に引きつけられて 本田選手がフリーになたのも幸運でした。特筆すべきはその 基点が本田選手自身であったこと、実にセンスの良い人です。 が、本来本田選手は中盤の選手、付け焼刃のFW起用はすぐ にマークされ、同じパターンは次の試合では通用しますまい。
しかし、一筋の光明を見たのも確かです。トリックであろうと マジックであろうと、このチームとこの監督で勝つには策が 必要です。オランダは強敵中の強敵、奇策がどこまで通じる かは疑問ですが何もやらないよりはマシです。あくまでフェア プレーで、然し相手の裏の裏をかくような戦術を考えてほし いものです。オランダ戦、ちょいと楽しみになってきました。
さあ、明日の朝には王者ブラジルが出てきます。日本でも プレーしていたドゥンガ監督率いるカナリヤ軍団はどんな 試合運びをするのでしょう?またまた目が離せません。
出すのも忘れていたタオルマフラー 4年ぶりに出してみたらすげぇカビ臭かったです。
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