陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2009年08月16日(日)      L P

『人間は好戦的である』 疑いようのないことだと思います。
悲観的ですが、世界から戦争がなくなることは限りなく不可能
に近いとも思います。けれども模索し、希求し続けるべき人間の
生きる上での一つの大課題だとも思います。動物は押しなべて
腹が一杯で、繁殖がうまくいっていれば必要以上の殺戮はしま
せん。しかし人間はどうもそう単純ではなく、足ることを知ら
ない生き物のようです。

 そんな一見救いようのない人間でも
 音楽という文化を持っていることは、
 誇ってよい叡智の一つでしょう。文学
 も美術も素晴らしい文化ですが、その
 伝える力において音楽は他を上回る
 ように思います。一人の歌声が万人を
幸せにし、聞いている人に瞬時に感動を伝えます。その浸透力
は美術のみならず文学をもはるかに凌いでいます。そして音楽
の本義こそは 『ラブ&ピース』 に尽きると思います。

語学も数学も政治も経済もとても大切な学問ですが、もっと
人は音楽を習得すべきではないでしょうか。いっそ主要教科と
して楽器を必修するというのはどうでしょう。鍵盤でも弦でも
太鼓でもきっとそれは精神の良き伴侶となって人を支えること
でしょう。戦争はなくせなくても争いは少し減るのではないで
しょうか?そんな単純な問題ではないとは重々知りながら、
小さな糸口にでも手を伸ばしたくなる戦後64年目の夏です。




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