陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2009年02月12日(木)      まいど

昨日のサッカーの試合には少々がつかりしました。
豪州の 『引き分けでええで作戦』 にまんまと呑まれ、勝つべき
試合を落としてしまいました。世界で戦うにはああいった試合で
きちんと勝たなければいけません。日本は攻めに攻めましたが何か
噛みあわず、後半41分の決定打すら味方に当たってしまうお粗末。
何より、試合後の監督、選手のコメントが何か他人事のようで自分
の試合だという主体的責任を感じませんでした。ああいった消極的
なムードが一番の敗因でしょう。今後の試合ではまず監督が、そし
て選手全員が主体的に勝つイメージを構築してアイデアを豊富にし
て走らなければワールドカップ出場も危ういでしょう。

 宇宙では大阪の町工場から生まれた
 人工衛星 『まいど1号』 が順調に機能し、
 地球ニッポンの写真を送ってきたという
 ニュースが報じられています。画像には
 近畿地方を中心に日本列島がどどーんと
 写り、何だか大阪の町工場の職人さん達
の心意気が伝わってくるようです。サッカーニッポン代表の皆々
様もこの日本人らしい心意気を蹴球で表現していただきたいです。

昨日の試合でも小柄な田中選手がくるくると走る姿や、若い選手
が元気良く飛び出してチャンスを作る良い展開があり、悪い試合
運びではなかったと思います。しかし相手の選手はデカく、反則
も辞さない守りに阻まれ、加えてキーパーの攻守にしてやられて
しまいました。はっきりと相手の番付が一枚上手でした。しかし
ながら、その状況下でさらに相手の裏をかく策がほしかった!

全員がキチンと仕事をした試合でした。しかし、誰もそれ以上の
仕事をしなかった試合でもありました。解っていたはずなのに
実践できなかったのはすべからく監督の落度でしょう。この後の
4試合はまさに正念場。言いたくはないですが、前監督ならば何か
やらかしてくれるのでは?と考えてしまいます。しかし言っても
詮無いこと。最終アウエーでの豪州戦ではきっちりと勝ちをもぎ
とっていただきたい。そして晴れて南アフリカ大会へ乗り込んで
いただきたいものです。   がんばれ、岡田ジャパン。




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