この 『陶房日報』 は、2004年の3月につけはじめました。 かれこれ、5年が経ちます。我乍ら良く続いているものだと 思います。開設当初にお借りしていた日記サイトがぽしゃっ た為、現在は2006年の日報からしか公開されていませんが、 自分でもよく過去の日記を読んで、その年にあったことや 考えていたことを反芻しています。
思うに、私のこの陶房日報は、実に、 露悪的で、独善的で、外罰的な記述が 多いと思います。しかしながら自分で 読んでも吹き出すほどおもしろいもの もあって、ワリと楽しく読んでいます。 さみしい少年時代をすごし(実は勝手 に被害を妄想してひがんでいるのですが・・・)拗ねた性格の まま中年と化した所為で自己愛が強く、自己中心的で多弁な 側面がそのままこの文章に結実していることは明らかです。 それでも熱心な読者(あなたのことですよー。)の方から、読ん でますよなどと仰っていただくとそれはそれは嬉しいくせに、 「えー、あんなの読んでるんですかあ?」 なんて素直に喜ん でみせられない自分を、仕様がねえなあと思いつつ、心の中 ではありがたくて、素直な気持ちで手を合わせているのです。
この日報は飽きて閉じるか、寿命でお陀仏するまで続けて いこうと思っています。きっとこの先も下らない纏まりのつか ないことを書き続けていくとは存じますが、一応は読み物と して最低の節度はわきまえていくつもりです。いずれ、傑作選 などと称して出版物にまとめるつもりですので、その際には どうぞお買い求め願います。初版にはもれなく直筆サインを 墨書し、プリクラも付けちゃいましょう。
どうかそれまで、お気を長くご愛読願います。 頓首
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