陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2008年06月26日(木)      遷 都

平城京遷都1300年の記念イベントにむけて発表された
イメージキャラクター 『せんとくん』 が物議を醸して
います。仏さんに鹿の角はなかろうとか、キビが悪いなど
と否定的なご意見が多く、行政の決めたこのキャラクター
に対抗して民間が選んだ 『まんとくん』 なるキャラが
現れ、果ては僧侶有志による新キャラ 『なーむくん』 と
やらも登場する始末・・・奈良はおおいに揺れています。

 せんとくんの作者は東京芸大出身の
 彫刻家、籔内佐斗司さんです。ブロンズ
 の彫刻で独特の世界を醸しだす氏の作
 品は、童子を扱ったものが多く、くりっと
 した目に愛嬌のある、ひょうげた作風が
 魅力です。せんとくんも彫刻作品を見る
限り、藪内ワールドから飛び出した愛嬌たっぷりのキャラク
ターです。しかしこれがイラストになると、何やらのペぇーっと
した覇気の薄い面構えになってしまっているせいで数多から
敬遠されてしまったのではないかと思います。

なんと(710)見事な平城京!と覚えましたねえ中学の時に、
以来1300年もの時が経っているんですなあ奈良は・・・凄い
ことです。この期にあらためて法隆寺や薬師寺に行ってみた
いですねえ、中学の修学旅行以来ですから、なんと30年ぶり
ですなあ。 しかし、そんなヒマと余裕はありませんネエ。




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