映画 『椿三十郎』 がリメークされました。 脚本はそのまま、森田芳光監督で織田裕二が主演とくれば さも当たりそうな予感がしますが、さて如何なものでしょうか。
原作 『日日平安』 は山本周五郎の 短編小説。主人公は菅田平野というおっ とりした侍です。映画の物語は大幅に 脚色され、映画を見てから原作を読むと 物足りないくらいあっさりした印象です。 それを黒澤明はそのままに映画化しよう としたらしいですが、製作サイドからは 派手なチャンバラにするように駄目出し をされ、ああいった娯楽時代劇になったという経緯があり ます。それを敢えて脚本はそのままに作り直す森田監督の 真意や如何に・・・
森田監督の初期の作品は大好きです。特に 『のようなもの』 のラストシーン、駆出しの噺家が朝方の東京下町を歩く場面は とても良かった。最近これといって目立った作品を発表して いない森田氏ですが、この映画で久しぶりに切れのいいところ をみせてくれるでしょうか。ちょっと期待しちゃいます。
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