陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2007年11月07日(水)      ruokala lokki

映画 『かもめ食堂』 を観ました。
とても良い映画でした。先日、三丁目の夕日を見た後なので
なおさらに感じ入りました。こういっては三丁目のスタッフの
方々に済まないとは思いますが、かもめに軍配をあげます。
でも、プロデュースは同じ方が参加されていますので、共通
点はあるんですね。

 映画は淡々として、北欧フィンランドの
 小さな日本食レストランでの日本人店主
 の日常を描くだけです。初めてのお客が
 ついて、徐々にスタッフが集い、満席に
 なるまでという只それだけ。派手な演出
 も無ければCGも使わない。増してや人が
死ぬシーンなどはありません。役者が自分の役をしっかり租借
し、それをスタッフが繊細に撮って、編んだという映画本来の
仕事をきちんとした、という印象の映画です。でもそれがよかっ
たのです。台詞の合間の間合いや、役者の表情に小説の行間
を読むような滋味がにじんでいます。原作、監督、主演、みー
んな女性です。そしてスタッフはフィンランドの方たち、なん
とも不思議な雰囲気はそういった環境が醸すものでしょう。

この映画を撮った荻上直子氏は35歳という若さですが、素晴ら
しい才覚の持ち主だと思います。丁度今秋、新作 『めがね』
が各地で上映中です。劇場へは行けそうもないですが、DVDが
出たらゆっくりとまた見せていただこうと思います。

かもめ食堂公式サイト
http://www.nikkatsu.com/movie/official/kamome-movie/





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