ワールドカップ2006ドイツ大会も終わりました。 終わってみればイタリアの優勝。決勝は同じようなチームカラーの伊・仏 ともに守備的な布陣での所謂『負けないサッカー』という展開で、仕舞には PKという、あまり面白い試合ではありませんでしたが、最後まで粘り抜いた 伊チームは、隅から隅まで卒の無い戦いぶりでした。
まず、イタリアは組合せに恵まれていたと思います。 予選E組ではアメリカに苦戦をしましたが、引き分け に持ち込み、他の2戦も手堅く戦いました。さらに目を 引くのが失点の少なさです。全試合で失点は米戦の 1点のみ、お家芸の堅守が光りました。そして監督の 采配がことごとく当たり、選手交代が噛み合って、 チームの疲弊を最小限にして決勝に臨めたのは僥倖だったといえましょう。 加えて、一見姑息とも思われる『盤外戦術』で相手のモチベーションをさげ る手まで使い、小憎らしいまでの勝ちっぷりを見せてくれました。 勝負の世界はこれくらい老獪な戦い方をしなければ頂点に立てないのだと いう典型を見たような気がします。
個人的には、3位決定戦のほうが気持ちの良い試合だったと思います。 肩の力が抜けてのびのびとしたプレーで攻撃サッカーが展開され、その 試合を日本人の主審が裁いていくのは見ていて痛快でした。開催国の 面目もこの試合で躍如しましたし、めでたしめでたしという結果でした。
さあ、次回は南アフリカでの大会です。 アフリカのチームも奮起してくることでしょうし、日本チームもオシム監督の 下、攻めと守りの調和のとれたチームを作ってほしいものです。4年後、更に いい試合が見られるように、各国チームの世代交代に注目していきましょう。
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