陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2006年05月10日(水)      『冷や』中華

日中、女房が外へ出たため、昼を自炊しました。
献立は『冷やし中華』です。うわ物は全て用意しておいてもらって、自分で
したのは麺を茹でただけですから、自炊と言うのも口はばったいことです。

 今日は、午前中は時おり雨の降るしめやかな天気で
 気温もそれほどでもなく、冷し中華は少々寒々しく
 感じました。そこで、茹で上げた麺を冷水で締めず、
 常温ぐらいで食べてみました。お酒で言う『冷や』
 の温度です。ずばり!美味かったです!元々冷たい
 物が苦手なものですから、盛夏でも氷などは滅多に
口にしませんが、今日の『冷や』中華はたいそう的確な温度でありました。
気になったので温度計で測ってみると気温と同じ『20℃』冷し物が好きな人
には『ぬるい』温度でしょう。しかし、体温と比べればおよそ半分、今日の
陽気から推しても適度なお冷や加減といえましょう。
午後からは陽射しものぞき、少々蒸すような陽気になりました。でも今週は
予報もあまり芳しくありません・・・入梅時季にはまだひと月以上ありますが
そろそろこういうお天気にも慣れていかなければいけないでしょうか。

昨今、市販の飲料の冷しすぎに警鐘を鳴らす意見も聞きますし、冷たいもの
を摂りすぎることが良くないことは自明です。私のように『ぬるいたべもの』を
ことさら好む嗜好は悪癖ではありましょうが、身のほどを考えれば、常温で
楽しむ『冷や』の嗜好は『健康志向』と言えるのではありますまいか。例えば
お弁当などは正に常温で美味しいものですし、おにぎりなどは『冷や飯』の
最も美味い食べ方であると思います。蕎麦の世界では、熱いお蕎麦を冷たい
おつゆで食べる『あつもり』と言う献立もあることですし、さらに中間温度の
『ぬるもり』なんてぇのがあってもいいのではとさえ思います。

冷めたものと考えず、『冷や』でいただく奥ゆかしさを啓蒙したいと思います。




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