陶 房 日 報  とうぼうにっぽう 
陶房かまなりや

2006年02月16日(木)      ごりん

 昨晩は寝付けなかったので、オリンピック中継を
 かけてみたら、カーリングの試合をやっていました。
 一見地味で、摩訶不思議な競技ですが、その本質は
 繊細で、忍耐のいる知的な競技です。最後に残る石
 の数を自軍の有利な形に纏めるには、読みと戦術が
 必要です。相手の出方を見極めて、一見自軍に不利
と思えるようなプロセスを選択する勇気も必要です。日本チームは初戦・
二戦と敗退し、苦しい展開です。が・・・ここは持ち前の粘りでまきかえし
をはかってほしいものです。前回大会で苦汁を飲んだ経験を生かして、
みごと天晴れな成績をとってほしいものです。

今大会は序盤からふるわない日本チームですが、精一杯の努力をしている
姿は醜いものではありません。ただ、一部の選手が大きなことをいっておき
ながら予選で敗退し、あげく競技後においおいとあられもなく泣いている姿
は、ことのほか惨めで「醜態」です。若い選手なればこそ、その悔しさを腹
にぐいっと呑みこんで糧とし、次回大会あっぱれ己に打ち勝って、表彰台
の上で涙を流すことこそ本懐というものではないでしょうか。

あと10日間、まだまだ競技は中盤です。ガンバレ!にっぽん。


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