典子の日記...典子

 

 

早く消えてくれないものかなぁ - 2006年01月05日(木)

なぜ消えないのだか分からない。

消えたと思えばどんどんと雪のように上から降ってきてしまう。
はやく、はやく私を解放して欲しいと願っているし
彼も願っているんだろうなぁ。

私が私の中で雪を降らせている。
おさまったと思ったらまた、
ガラス玉に入った雪を振るように生し返す。

例えば、私はただ単なる球体なのかもしれない。
その周りを何かで覆う事で安心している。
私の範囲私の距離私の服私の友達私の化粧私のガラス
私の雪は私の中でしか降らない。

私の温度で溶ける。
私の温度で生まれる。
はやく、もう終わりにしてはくれませんか?

お願いです私を許してください。と
あばら骨の間に書置きを残してもう何枚目になったのでしょう。


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今私の心にあるイメージ
太く柔らかな針金を金切りバサミでパチンパチンと
ちょん切って、ひたすらちょん切って行く。

切れた瞬間 ハッとして
落ちた瞬間 キュ〜んとなる。

私がこんなに切なくしている事を知っているのだろうか。
うな垂れながら、雪の降る窓の外を見ていたらば
私と窓枠、窓枠と外の位置関係がおかしくなる。

私は牢獄にいるような
感覚に陥る。





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