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| 2008年09月10日(水) |
shame, shame, shame |
はじめたころにそうであったような、生皮を剥いでみせてはそこから滴る血でもって書きなぐったような言葉は、その内容の醜悪さはともかくとして、正直であったのだ。やむにやまれぬ切迫した要求があり、突き動かされるように夜ごとキーを叩いていた。正真正銘、血に濡れた指で。
けれど今はそうでない。韜晦とごまかしとはぐらかし、修辞と形式と反作用とを秤にかけて一語一句を調整し、もっとも害のない、毒にも薬にもならないものを、はじき出しているだけ。
今さら剥きだすには薹が立ちすぎている。倫理の神と羞恥の神が、そろそろ潮時だよと耳元で囁きかける。
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