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| 2008年05月15日(木) |
salad days |
たまたま母校の近くに行く用事があって、通学路を歩いてみたら体育館から女子生徒の甲高い声が響いていた。漬物屋ができていたり、喫茶店がつぶれていたり、それになにより校舎が建て替わっていたりで、ずいぶん様変わりした。この道を毎日歩いていたころ毎日何を考えていたのだろうかと、記憶をたぐっても案外曖昧だ。ちょうど下校時間に重なったのか、学生の群れとすれ違う。彼女たちからは、洗濯物の匂いのような、甘酸っぱい匂いが漂ってきた。私は部活が忙しく、群れて帰ることなどまずなかったし、ひねくれた生徒のつもりで精一杯きつい目をして歩いていたはずだけれど、やっぱりあんな甘酸っぱい匂いを隠しきれずに、きらきらと音がしそうな若さをふりまいていたんだろう。もっと楽しめば良かったのにと、小さく苦笑いをした。
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