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2008年04月17日(木)   can't stop what's coming

増補新版の『アヴァン・ポップ』を図書館で借りたのでぱらぱらと読んでいて、ふむふむ、へぇ、面白そうだね、あれもそれも、読んでみなくちゃね、と電源つけっぱなしのPC画面で次々に検索をしていたら、いつの間にやらウォッチリストがいっぱいいっぱいになっていた。

ありとあらゆる情報は、発信された時点ですでに広告である。朝起きてから夜眠るまで、我々は2万を超える広告にさらされているそうだ。

キャシー・アッカーのインタビューより。

「私、気づいたのよ、自分は受け身の人間なんだって。果てしなく受け身。だから私の中から湧き起こる創造行為、もの造りの質というのは(中略)、原理としては反応であって、積極的な行為ではないの。書いている時、目の前にあるのは空白のページじゃないのね、そういうことはまずありえない。空白のページが見えることはあっても、そんな時は何もできない。手紙すら書けない。」

模倣と剽窃と組み換えから成り立つ途方もなくサディスティックな文字列(それらは消費せよ享受せよと迫ってくる)に攻め込まれる身体。

「あらゆる芸術作品はサディストの表現か?」(ロール)

書くことは誰かの欲望を攻撃することなのだ。或いは自らが広告となって迫りくる広告に復讐する行為。


nadja. |mailblog