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| 2008年02月24日(日) |
i think i'm a mother |
そしてさらに輪をかけて多忙なる日曜日。電話の向こうでは子どもが「早く早く」と母親を急かしているのだろう。さほど年も違わないであろうに、向こう側には子どものために苦手な機械と格闘する女、こちら側にはマニュアルの束と格闘する女。どちらの声も熱を帯び、紛糾する日曜日。こんなの何も分からないから、と劣等感をさらけだす女に対して、それでも貴女は家庭を築き家庭を守っているじゃない、と別種の劣等感に苛まれながら同じことを何度も何度も説明するのはあまり気分の良いことではない。いくつかの分岐点において別の選択を重ねていたなら電話の向こう側にいたかもしれない、と思うことが、貴方の記憶に直結していくから。
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