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2007年07月30日(月)   心臓を貫かれる

夜半過ぎの雷に心臓を貫かれる。ごく近くに立て続けに、3回、4回、5回、轟く。その少し前、女の嗚咽が響いていた。女は、あー、あー、あー、という間延びした声をあげながら、猫が、猫が、と繰り返していたか。坂の途中の廃屋に、ポケットにおさまるくらいの仔猫が2匹、棲みついている。どちらも白と黒のブチ模様で、通りがかるたびににゃおぅ、と鳴く。仔猫たちに何かあったか。見に行ってやらなくては、と思う反面、不憫がかかるのが怖くて足がすくむ。そんなときに、雷。

今日、仔猫は1匹しかいなかった。植木鉢の隙間にちょこんと座って、じっとこっちを見ていた。心臓が、痛い。


nadja. |mailblog