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2007年05月19日(土)   言葉とモノ

『博士の愛した数式』を観た。文字の雄弁がたまらなく愛しくなって、慈しむようにしながら文庫本を読み返した。配役もぴったりだし、あんなに美しい景色を撮っているのに、この欠落感はいったい何なんだろうか。ラストシーンのとってつけたようなブレイクの詩のなかに言葉とモノの間に拡がる無限の空隙を見たような気がした。


nadja. |mailblog