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2007年04月24日(火)   古書店にて

ふと立ち寄った古書店のカウンターにあなたはいた。おちくぼんで黒ずんだ目元は腹立たしいほどにやつれていて、顔色もすぐれず、やわらかい髪も腹立たしいほどに薄くなっていた。そうか、こんなところにいたのか、としばし呆然と顔をみやった。あなたは、あまりにも腹立たしいほどに、あなただった。何かお探しですか、とあなたが言うので、ずっと、あなたを、と言いかけて、いえ、何も、ともごもご口ごもって、店を後にした。


nadja. |mailblog