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2006年06月07日(水)   その経緯

一体全体なぜこんな突然変異がこの身にふりかかったのか、という重要な点についてそろそろ考えてみなければならない、と思っていた矢先に昨日の放言である。真実というのはいつも意図せぬところにひょっこりと顔を出すものだ。

あれは4月の28日のことであった。地下鉄の構内で携帯電話が鳴ったのである。はっきり覚えていないのだがたしか六丁目のあたりで「どうせ出るわけがないから」、こちらからかけた・・・ん? しかしなぜ六丁目などという中途半端な場所なのだろう・・・

とにかく、六丁目のあたりでかけた電話に向こうが珍しくすぐに反応を示して1分も経たぬうちに折り返しの電話をかけてきたのだ、それで私は改札を出て・・・ん? なんで出たんだろう・・・

とにかく、改札を出て、歩きながら久方ぶりの会話をはじめた、のだ、そうだそうだ、あれは奇妙な夜だった、どこをどう歩いたのか、六丁目から九丁目までをふらふらと歩く間中、その会話は続いた。

そのときにおそろしく自己憐憫/陶酔的科白が聞かれたのである。救いようのない勘違いと思い上がりに直面して一瞬呼吸が止まるくらい脱力したのも覚えている。「傷つける」、「傷つけた」、そうだそうだ、確かにそういった、そして私は

イまさらナにイってんの〜?????

と素っ頓狂な声をあげたのであった。

とここまで書いてはみたが「すぐに忘れる」の流儀がそろそろ幅をきかせつつあるのでここから先のことは忘れてしまった。どういう経路でそれがこんな形をとって凝固したのかは定かではないが、なにせそれは憎悪としか名づけようのない醜悪な形態でもって私の内側にべったりと根を張り、ヒトとしての機能を停止させるに至ったのだ。

であるからしてええっと、すぐに忘れるので冒頭部分で何を書こうとしていたのか、もう忘れました。


nadja. |mailblog