2007年04月15日(日)　長い1日その2

今日、店に私物を取りに行った。 先週、辞めたいと電話した時『一度話しましょう』と言われたんだけど 遮って辞めたいと言った。 その時に 『では一旦退店にしておきますけど、また働きたくなったらいつでも電話してください』 と言われた。 今日は、行くなり 『どうしても続けられそうにないですか？』 と聞かれて・・・ 一瞬迷ってしまった。 過去に何度か辞めたいと言って、その度引き止められて 条件を緩くしてもらって、働き続けていた。 それで、小銭を稼げたら、辞めないで良かったと思ってきた。 きっと辞めたことは後悔するんだと思う。 お金がなくなった頃に・・・。 これは、先週辞めると決意してからずっと思っていること。 後悔することわかってて実行するなんて、変なんだろうけど・・・ そんな私を見透かすかのように、店長は 『また電話してください』と何度も言った。 私は、曖昧な笑顔で頷きながら店を後にした。 夜、友達だった子から普通にメールが来た。 少し前にこれっきりにしようと思ってた子だ。 けど、メールはちゃんと返信した。 夫に「○○○ちゃんからメールあった。」と何気に言ったら 『店、辞めたこと言わない方がいいよ。 辞めたくても辞めれない人もいるんだからさ。』 と言われた。 もう言ったし・・・ 言わなくてもいずれわかることだし・・・ それに、辞めたくても仕事辞めれない人は、何もソープ嬢に限らんでしょ？ なんか『ソープ嬢なんか早く辞めた方がいいよ』って言う人いるけど そんなこと言う人は、そういう仕事をしたことがない女子とか男だったりして 何を根拠にいいとか悪いとか言ってるんだろう、と思ってる。 それより、私にしたら、ソープ嬢続けられる人は羨ましいと思う。 普通の仕事するよりずっと稼げるし、だから自分の時間も持てるし 何よりお金の心配がないんだもの。 そりゃ昔に比べたら暇になったし、100稼ごうとしたら大変だけど 週に3日くらい働いて月に4〜50あれば十分だと思うんだけど？ 端からする気がない人は別だけど、 できてたことができなくなった自分は不甲斐ないよ・・・ あの業界、トップクラスは実は40代が多いのに。 別にトップでいる必要もないけど・・・ 自分さえやる気があれば50代でも現役でいられるし 意外に思われるかもだけど、おじいさん客からの需要もあるから 普通の仕事の定年55歳くらいまで働こうと思えば働ける。 『55歳・・え！』って思うかもしれないけど、 そこまで続けられる人はお金もあるから、 整形したり化粧品にお金かけれるから、結構若々しいし。 ・・・ なんてことを夫に言い返した。 本当は、その子に 「だから、アンタは立派なんだよ！」 と言う方がよっぽどいいのかも知れないけど・・・ 嫌々仕事してる人間を目の前にすると、そんなこと言えなくなる・・・。

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