月に舞う桜

前日目次翌日


2015年04月29日(水) Toshl DINE&CONCERT 2015〜ディナー編

ホテル ニューオータニで行われた「Toshl DINE&CONCERT 2015」夜の部に行ってきた。
まず、DVD BOX「LIVE CRYSTAL ROCK」を買って、購入の証であるポストカードをもらう。コンサート後に、Toshlから直接DVDを渡してもらえる&握手もしてもらえる。
で、しばらく待ったのちに、会場である宴会場へ入れたわけだけど、10人掛けの丸テーブルが40個並んでいる中で、私の席は何と最前列の真ん中! つまり、ステージにいちばん近い! 席に着いた時点で、すでにテンションMAX。
テーブルには、Toshlからのプレゼントが置いてあった。

プレゼントその1. 
フリッジーズ「としくん」・・・冷蔵庫に入れておくと、冷蔵庫を開けるたびにToshlがランダムでいろいろ喋ってくれるというもの。




プレゼントその2.
ステンレス製の組み立て式お箸・・・箱にToshlの名前が入っているだけで、お箸自体は特にToshl仕様ということはない。

ディナーの料理には、それぞれXの曲にちなんだ名前が付けられていた。

≪ディナーメニュー≫
前菜:Blue Blood 絡みつく青の幻影
魚料理:Kurenai 紅に染まる吐息
肉料理:Rose of Pain 零れ落ちる薔薇の涙
デザート:サイレント ジェラート 霧に秘めた絆

あとは、食事中にパンがもらえたのと、デザート時はコーヒーが付いていた。
Silent Jealousyをもじって「サイレント ジェラート」って名前はどうかと思う……。

前菜は、一口サイズの料理が7,8種類丸く並べられていて、お皿の中央には鮮やかな水色の球体が。その球体をナイフで割ると、中からやはり鮮やかな水色の液体……いや、ソースが出てくる。あの鮮やかな水色は、いったい何で作ったソースだったんだろうか。
前菜が運ばれてくると、BGMでBLUE BLOODが流れた。ハードな曲を聴きながら、上品な前菜を頂く。もう、どんなテンションで食べればいいのか分からない!
BLUE BLOODが何度かリピートしたあと曲が途切れ、照明が少し落とされた。
そして、何とステージにToshlが登場!
いやいや、今はディナータイムだから! コンサートはまだでしょ! 動揺しつつ、ステージの方を向いて、食い入るように見つめる。
実は、前々からToshlが「料理にはXの曲にちなんだ名前がついていて、僕がその曲を歌う。曲を歌う間に食べ終わらないと、お皿下げられちゃうからね」と言っていた。でも、まさか冗談だろう、と。BGMでBLUE BLOODが流れたとき、「ああ、やっぱりね、曲を聴きながらっていうのは、こういうことなのね。本当にToshlが歌うのを聴きながら食べるわけないよね」と思って、油断してしまった。
みんなで口々に「Toshlくーん」と叫ぶ。

Toshl「うん、今ここにはToshlくんしかいないからね」

相変わらず突込みが冴えてるな。

Toshl「おいしかった? 食べ終わった? 食べ終わってない人は食べててもいいよ」
客席「やさしいー!!」
Toshl「やさしさを装っておかないとね」

Toshlのお言葉に甘えて、遠慮がちにナイフとフォークを動かす音が聞こえた。

Toshl「うるせーな。人が歌おうとしてるのに、食べながら聴こうなんて失礼だよね」

どないせぇっちゅうねん!
Toshlくんの塩対応(こういうの、塩対応って言わないのかな?)には、いつも萌える。
「アコースティックでBLUE BLOODやるのもあれだけど……」と言って、曲が始まった。
最近よく使っている緑のアコギで弾き語り。アコギで聴くBLUE BLOODも、なかなか味があって良いもんだ。YOSHIKIの旋律はどこか哀しさが漂うから、元は激しい曲でも、アコースティックなアレンジが合うんだよね。
相変わらず体ごと包み込むような歌声が天から降ってきて、心の奥底にやさしく突き刺さる。力強いけれど繊細で、深い歌声。
1曲目から本気モードだ。まだディナータイムなのに、コンサートじゃないのに、すごいなあ。今日はかなり期待できそうだ。
歌の入りをとちって、「間違えた」ってつぶやいていたのはご愛嬌。そんなところもかわいいぜ、まったく。

歌い終わると、「それじゃあ、次の料理をどうぞ」と言って、すたすた去っていくToshlくん。
思いがけずToshlが現れて歌ってくれたことへの動揺と興奮と感動が冷めやらず、半ば放心状態のところへ2皿目が運ばれてきた。
魚料理は、白身魚のポワレにトマトソースがかかったものだった。
「曲がリピートされる中で料理を食べる→Toshlが出てきて歌う→皿を下げられる」という流れは分かったので、いつ登場するやらとドキドキしながら、急ぎ目に料理を口へ運ぶ。BGMで紅が流れているけれど、もうそんなの聴いてる場合じゃない。
非常に気持ちが慌ただしいうえに、またすぐにToshlに逢えると思うとドキドキしっぱなしで落ち着かない。おかげで、料理の味をあまり覚えておりません。シェフの方、ごめんなさい。

紅を歌うべく、Toshlが再び登場。私たちも慌ただしいが、出たり入ったりなToshlも慌ただしいと思う。
いつものライブでは、出だしの英語詞を歌い終えたところでToshlが「紅だぁーーーー!!!」と叫ぶ。でも、今日はアコースティックだから当然シャウトは、なし。
と思ったら……

Toshl「誰か、紅だぁー!って言わないの?」

そんなふうに促すものだから、男性客の一人が「紅だぁー!」と叫んで、何人かが続けて遠慮がちに叫んだ。
そしたら、

Toshl「しーっ! 静かに!」

だから、どないせぇっちゅうねん!
ライブのときみたいに、サビを歌わされる。目の前でToshlが歌ってるわ、自分も歌えるわで、楽しい! でも、胃に料理が溜まりつつある中で歌うのは、大変だよ。

3皿目の肉料理は、牛ステーキに食用の薔薇の花びらが散りばめられていた。
牛ステーキを食べている途中に、またまたToshl登場。あぁ、あと一切れ!
私の席はステージに背を向ける場所だったから、Toshlが出てくるたびに車椅子ごとステージの方に向きを変えなきゃならなくて、心の中で「忙しいなあ、もう」と呟いていた。でも、本当はそんなの全然かまわない。Toshlが出てきたら、顔はにやけっぱなし。そっちが、本心。
次に歌う曲について、「これ、歌える?」と訊く。いやいや、ROSE OF PAINだからね、紅みたいにはできないよ!
弾き語りのROSE OF PAINが、これまた素晴らしい。ギターの音とToshlの歌声が、ぐわぁーっと響き渡る。ほんと、あの声はあの体のいったいどこから溢れ出してるんだろうか。
曲が速くなるところでは、手拍子を求められた。

Toshl「ROSE OF PAINなんて、ちゃんと歌うの何十年ぶりだ」

ん? いつだったか、復活後のライブで聴いた気がするけど……。
(日記をさかのぼってみたら、2009年5月の東京ドームライブでやっていた。それから、2010年7月のファンミーティングでも、フルバージョンじゃないけどYOSHIKIのピアノ伴奏つきで歌っている。2009年と言えば、まだ暗黒時代だったから、なかったことになっているのか、それとも本当に記憶がすっ飛んでいるのか……)

ディナー最後は、デザート、その名も「サイレント ジェラート」。
ラズベリーシャーベットの周りに、ストロベリーとラズベリーがいくつか添えられている。小さい容器からはドライアイスの煙がもくもく。そして、お皿には薄茶色で大きくXのロゴが。そのロゴは、スプーンでちょっと擦ったくらいでは剥がれない。チョコかカラメルか何かを焼き付けてある感じ?
シャーベットは、急いで食べると頭が痛くなる。でも、Toshlがいつ出てくるか分からないので、できれば急いで食べたい。でも、ちゃんと味わいたい。
時間が押しているのか、だんだんToshlが出てくるまでの時間=料理を食べていられる時間が短くなっていた気がする。
まだ食べ終わっていない人も多くて、そこかしこから食器の音が聞こえてくる。Toshlは「食べてていいんだよ」と言いつつも、食器の音が増えると

Toshl「カチャカチャカチャカチャうるせーな。……あ、気にしないで食べてください。ほんと、カチャカチャ、もう……」

と、苦笑する。

Toshl「煙出てた? あれ、一応スポットライトのつもり。僕とYOSHIKIを照らすスポットライト。二人の世界……ふーたりーのためー、せーかいはあるのー♪」

ヤバい。どんだけラブラブなんだ! ツボ過ぎる!

Silent Jealousyは、ライブでおなじみ、出だしをスローに歌い上げる。私の大好きな歌い方。Toshlの真骨頂。
曲の前半が割愛されたショートバージョンだったけれど、それでも十分堪能できた。
ディナータイムだけで、こんなに満足できるとは思わなかった。コンサートが楽しみだ!


「コンサート編」へ続く。


桜井弓月 |TwitterFacebook


My追加

© 2005 Sakurai Yuzuki