月に舞う桜

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2008年08月03日(日) 愛しい男たちと、どこかへ行った恋心へ

◆金曜日、WOWOWでhide memorial summitの再放送をやっていた。
ドラムを叩くYOSHIKIを見て、「こりゃあ、ヘルニアになるはずだわ」と改めて思った。それで思わず「後ろから頭を両手で持っていてあげたくなるなぁ」と言うと、母が一言。
「お母さんは弓月の頭を持ってあげたくなる」
ありゃりゃ。
ライブを観ている私の頭が、相当揺れていたらしい。うん、確かにちょっと首が痛くなったのは事実だ。
Xのライブを観たら、自然と頭が動いてしまう。じっとなんて、できない。パブロフの犬??
YOSHIKIだって、頭を持たれたらあんなドラミングはできないはず。
私もYOSHIKIも、こりゃあもう仕方ないんだよね。


◆この一週間はBS三昧だった。月曜から4夜連続で「ルパン�契ぁ彳箪犬�あったし、月火は初期の「ピンクパンサー」も放送されていた。
ルパンもピンクパンサーも、大好きな作品だ。
ルパンなんて1stシーズンの第一話から放送されていて、一夜あたり4時間も枠があったので、録画したものを順に観ているんだけど、観ても観ても消化しきれない。嬉しい悲鳴。

目下、ルパンは私のヒーローだ。どこかにあんな殿方はいないものか。
スタイリッシュで頭が良くて、そして何より女にやさしい。女に甘い。ちゃんと騙されてくれて、結局許してくれる。でも、ダメ男じゃない。
「裏切りは女の特権」なんて他の男が言おうものなら「はあっ!?」って思うけど、ルパンが言うと懐の深い男に見える。
余裕のない世の中だからこそ、余裕があって本当にやさしい人が好きだ。

◆恋心ってどんな感じだったっけ、と最近考えてしまう。
愛情なら、忘れていない。広い意味での愛情の対象となる人は、男女問わず今も変わらず私の周りにいる。
愛情と恋心は、違う。
江國香織が唯川恵との対談で「愛は何かを生み出すけど、恋は破壊する力だ」というようなことを言っていて、私はそれに1ミリの違和感もなく同意した。
愛情は、穏やかでやさしい気持ち。凪いだ海みたいなもの。
恋は、台風だ。
あの、他に類を見ない強大で特殊なエネルギーは、どこへ行ってしまったのだろう。
世界がバカバカしいくらいに輝いて見える瞬間を味わったのは、いつのことだっけ。


桜井弓月 |Twitter|Facebook


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© 2005 Sakurai Yuzuki