月に舞う桜

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2006年04月26日(水) 経験と認知を一致させるということ

水曜日と木曜日は疲れが出てくる頃なので、苦手な曜日だ。
そんなわけで、水曜日の今日は疲れた疲れた。
体が疲れると、思考回路が面白いほどネガティブ路線へ変化する。でも、「面白いほど」なんて言えているくらいだから、まだまだ大丈夫。
それに、最近は「自分の中で受け入れ難いこと」を、ちゃんと受け入れ難いこととして自分の中にそのまま置いておけるようになってきた。「そのことを受け入れられない自分」というものを受け止められるようになった、のかな。前は、物事や他人を受け入れられないとき、そんな自分はダメなんじゃないかと思って、受け入れられない気持ちをどこか歪めていたんだろう。でも、それじゃぁだんだん無理が生じてくるんだ。
受け入れられないものを無理に受け入れようとしたり、自分に嘘をついて受け入れたつもりになったりすると、却ってしんどいことになる。「いま、私はこの人(orこのこと)を受け入れられないで、拒否感を持っているな」と自覚すること、その気持ちをありのまま自分の中に置いておくことは、実は精神衛生上とても大切なことなのだ。
これを、カウンセリング用語(?)で「自己一致」というのだけど、去年の産業カウンセラー養成講座で習ったその意味が、やっと本当にリアリティーを持って分かった気がする。


桜井弓月 |TwitterFacebook


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