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あみの秘密日記
水城あみ

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2007年12月10日(月)
夜に抱かれて




朝、東方神起のジェジュンの事を考え狂いながら教室に入ると、

祐太が私以上に何か考え狂っている様子。




あみ 「祐太、おはよう!!何考えてんの?」

祐太 「あっ!おはよう!!ちょっと考え事してた。」



あみ 「何考えてたの?」

祐太 「ねぇ、僕だけかなぁ?

    こんな事しちゃうの僕だけかなぁ?」






だから、何を考えてんのかさっきから聞いてんじゃん?

気が付いてないみたいだけど、もう2回も聞いてんじゃん?

言いなはれ。

あんさんが思っている事すべてを、私に言いなはれ。







あみ 「早く言いなよ。」

祐太 「あのね昨日の夜、もうすぐ試験だから勉強してたの。

    そしたら、お母さんが突然僕の部屋に入って来て勉強しろって怒るんだよ。

    してんのに。」




あみ 「勉強してんのに怒るの?」

祐太 「そーなの、してんのに怒るんだよ。」



あみ 「何でだろ?してんのにね。」

祐太 「そんでさ何で昨日の夜、お母さんが僕に勉強しろって

    怒ったのか、さっき分かったんだ。」






















さっきまであんなに考え狂ってたくせに、もう分かっちゃったの?(いつ分かったの?)

あみ 「何でだったの?」







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あみ 「じゃ、ホントは勉強してないの?」

祐太 「うん。」



あみ 「だけど、何か、覚えてるんじゃないの?」

祐太 「何も覚えてないよ。」




あみ 「少しも?」

祐太「だってさ、勉強してたのは夢の中の僕であって、現実の僕は、

   してないんだから、何も覚えてなかったんだよ。」

   (さっき、教科書を見て分かったみたい、してないという現実を)
















そりゃもう、大変だね。

だけど、落ち込む事ないから。

探せば祐太みたいな馬鹿者は他にもいるから。

多分、クラスに5、6人はいるから。(仲間はきっと見つかる。)