私の雑記帳
DiaryINDEX|past|will
妹が今週で閉店する駅ビルに最後に二人で行くために2年ぶりに帰省した。 10時に駅に着いて、2時台のひかりで帰った。 たった4時間だったが、二人で思い出のデパートに行き、屋上にも行ってみた。 何もかも懐かしがっていた。
閉店する駅ビルには、ずっと前のリニューアルで思い入れのある食堂は残ってはいないので、お昼は、駅前の松坂屋の大食堂に行ってみようということになり数十年ぶり?に言ってみるといま改装中でがっかり。 結局時間が無くなって、思い出とは関係のない、ちょっと美味しいパスタ屋で、たらこいかのスパゲティを食べた。
子供の頃、デパートの大食堂(和洋中なんでもある大衆食堂)なんて、滅多に連れて行ってはもらえなかった。生まれて初めてナイフとフォークが出てきて、驚いたのも、エビフライにタルタルソースがついていたのを食べたのも、その松坂屋の大食堂だった。 妹が「30年も昔は今ほど外食産業のノウハウなどが進歩していなかったから、たとえばフライなども冷凍物を揚げるのではなく、厨房でちゃんと衣を付けてその場で揚げていたから、美味しかった」と言った。なるほど、そうだったなと思う。ファミレスで出るような不味いフライなんか存在しなかったわけだ。
進化は便利だけど、便利が美味しさを駆逐していく。 食事に限らず、進化や進歩と引き換えに何かを失っているのかもしれない。
|