君は。指輪を無くして。悲しそうに泣いてた。朝。目が覚めて。水を一杯飲む。部屋に並んでいる。空になった酒瓶。夕べのことを黙っていてくれた。君に。ありがとう。それなのにこそこそと首をかしげながら一人芝居。酔いがさめると。静けさに耳を傾けようとするんだ。何故かかたむけようとするんだ。まるで私はひとりなんだって。確認するように。耳を傾けるんだ。