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2004年12月04日(土) そうか?





少し前に地元へ戻った時の話

仲の良いのマスターのトコに立ち寄った。

久しぶりの思い出話。

後ろの席にはサエナイ男が一人。

一時間程して店の電話が鳴った。

マスターは私を気にしながら電話の相手と話してる。

「○○さんからだったよ。今から飲みに来るって…あれから会ってんのか?」

電話を切った後マスターはそう言った。

「あんな感じだったからね。」

「でも彼女はいつも飲みに来たらオマエの事忘れられないって言ってんぞ。」

「よく来るの?」

「ああ」

知らなかった。ま、こんな狭い街じゃあ飲む場所も限られるワケで…。

「なんとなく複雑な気持ちだな。」

「オマエ今、女いるのか?」

「ん…いないけどいるって言っておいた方がいいかな?」

「…」

彼女と出会ったのは8年程前。スナックのママをしていた。バツ一、子供2人。
どっかの社長に店を出させてもらってもいた。その社長の愛人だったりもした。
私より7つも年上の彼女は。信じられない程、可愛い魅力的な女だった。
あの頃…いろんな事があった。
それは今は記さない。
身近な人の生き死ににはじめて直面したのもこの頃だ。

「帰る。」

「ちょ、ちょっと待てよ。○○さん会いたがってんだぞ。」

「あ、今疲れてるから。無理無理。会計してよ。」

「オマエはッ!!自分の事しか考えて無いのかッ!!」


その日から。

地元には帰っていない。

私の中で、もう戻りたくない街になっている。


いろいろな人を傷付けたり。傷付けられたり。

ま。自分勝手に生きてきた結果なんだろう。

今。

私には不確定な夢がある。

不確定すぎて追いかける事の出来ない夢。



帰りのエレベーターが開くと彼女が立っていた。

沈黙。

で。

「アンタのせいなんだから。」

そう言って彼女は泣き崩れた。


そうか?


本当にそうなのか?








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