生きて行く、私
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2005年09月30日(金) “43”

“お誕生日、おめでとう。”
“ありがとう。
 ・・・キミが好きな43歳には、まだまだだけど。”

驚く、私。
口にしたことがあったのだろうか。

そう。
いつも、いつも。
些細なすれ違いがある度に。
思ってた。
“43歳のアナタと出逢いたかった。”と。

私にとって。
“43”は大人の男の象徴。

幻に囚われているだけだとしても。

私に無償の愛をくれる、かの人が。
私の人生に滑り込んできたのは。

43歳、だった。


綾乃 |MAIL