回り道のついでに
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2005年07月20日(水) そうは言っても。


 ゆっくり、かぁ。

 誘いを連続で断られるとなんか凹む。
 君の姿が見えないから、君以外の現実が重く圧し掛かってくるから。
 嫌なことがあると、君に会いたくなる。
 いいことは君に教えてあげたくなる。
 物理的な距離も、時間も、
 なにもかもが
 妨げになって、
 不安になるくらいなら、
 恋なんかしなければいいのに。
 誰かを頼ったり、甘えたりしたくて、
 寂しい時に一緒に居てくれて、
 くじけそうな時に励まして、
 落ちそうなときに支えてくれる、
 そんな都合のいい相手が欲しかっただけなのかな。

 不安なのは、君のこともそうだけど、
 一番は自分のこと。
 君を思う気持ちに、偽りがないと信じたいけど、出来ない弱さが怖い。
 会わないくらいで駄目になるのなら、この気持ちは一過性のものだったんだ。きっと。
 あの時は本物でも、
 だんだん色褪せるなら。

 どうして一人きりで生きられないんだろうなぁ。
 何も求めないで生きれば、辛くはない。
 でも楽しくもないね。
 
 あたしの頭はあんまり回転が速くない。
 考えるのにすごく時間がかかってしまう。
 それでも答えが出ないことが多い。
 でも一つ一つ決めていかないと、前には進めない。
 ここで落ちるともう駄目になっちゃうんだろうな。
 頑張ろう。うん。
 やれる所まで、行ける所まで。
 回り道回り続けて、それでも何処かにたどり着きたい。
 途中で誰かに会えたなら、多分それだけで十分。
 そう思って、もうちょっと頑張る。
 君が居なくても。
 
 そうは言っても


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