日々是好日
まいくる



 原作レイプ

■原作の枯渇とモチベーションの低下
DVDマーケットの成長の陰りや海外での相場下落以外で、
問題視されているのが原作の枯渇である。
少年漫画誌は言うに及ばず、青年漫画誌、小説、ライトノベル、
ゲーム、さらに同人誌やアダルト雑誌、アダルトゲームまで、
アニメ化できそうなポテンシャルを持った作品は、あらかた
手をつけてしまった。

加えて、大量制作時代になったことで、別の問題も発生して
いる。それは作り手側のモチベーションの低下だ。10年前で
あれば、忙しい中でも1つの作品に対して注力できる環境が
あった。監督や脚本家、作画関係の担当も「これは俺が
作ったものだ」と自負し、作品がヒットすれば、次回作の
制作への意欲をさらにかきたてられるという好循環となって
いた。

しかし、現在のように流れ作業のごとく作品をこなさなければ
ならないとなると、クリエーターにしてみると「作らされて
いる感」が強い。当然、作品への思い入れも薄れてくる。
この負の連鎖をどこかで断ち切らなくてはならない。

日経ビジネスオンラインより

最近、満を持してアニメ化!って作品ホントに少なくなったと
思うんですよ。読んでいて「え?これがアニメ化??こんなん
タダ可愛い女の子がドタバタやってるだけのエッチなコメディ
じゃん?」っつー話が多い。勿論、面白いのもあるんだけど
萌えを入れないでストーリーで勝負してDVD売り上げが悲惨な
ことになった「ノエイン」や「よみがえる空」見ると悲しく
なるな…オリジナルで勝負は駄目なんだろうか?かといって
原作付きのアニメも「ただ作ってる」というカンジの作品も
少なくない。最凶原作レイプアニメ選手権
まぁ原作レイプはアニメに関わらずドラマ、映画、ゲームでも
日常茶飯事でやってるんですが…特に実写になると役者が
漫画のキャラのように姿形を似せましょうって気が皆無
だもんなぁ…実写デスノは素晴らしかったが…クロサギ
なぞ最悪やった…orz

個人的に原作より素晴らしかった原作付き映像化作品
・CCさくら
・レツゴー無印、WGP、MAX
・スカイハイ第1シーズン(第3話)
●まぁCCさくらは原作者である大川さんがシナリオ書いて
いたしね。レツゴーというかこしたてつひろ作品は
原作者本人が主人公以外まともにバックボーンやら設定
を殆ど書いてくれないので(苦笑)スタッフはわりと
オリジ設定作りやすかったと思います。むしろ各キャラの
心情を深く掘り下げてくれて返って嬉しかった。というか
こした先生自身がスタッフに感謝した方が…グフゲフ

まぁどっちも良かったかな?という作品
・幽☆遊☆白書
ハンター×ハンター
・ドラゴンボール
・魔法騎士レイアース(大川さんがシナリオ書いてから)
・遊戯王
・ネギま?!
・ヒカルの碁
・鋼の錬金術師
●見ていてそんなに違和感を感じなかったので…。特に冨樫
作品はスタッフに恵まれていると思う。冨樫は感謝しろ

微妙…だろこれ…作品
・スカイハイ第2シーズン
・D-グレ
・ブリーチ(特にバウント編)
・NARUTO(オリジナルで伸ばしすぎ)
・スレイヤーズ(NEXT以降)
●ジャンプ作品多いな。Dグレはストーリー通りにいくと
あっと言う間に追いついちゃうからオリジストーリー
なんどろうけど……リナリーの回とか正直微妙だったな。
NARUTOは作画が崩れすぎ…OPは秀逸なのに…。
スレイヤーズは無印は最高だったんですが、NEXTで
リナとガウリィをくっつけようとさせているのがあざとく
て…ガウリナ嫌いじゃないけど原作の背中合わせの対等な
関係が好きだったもので…男と女として描かれると…

原作レイプの域
・ツバサ・クロニクル
・クロサギ
・魔装機神サイバスター
・家庭教師ヒットマンREBORN
・ハーメルンのバイオリン弾き
・銀狼怪奇ファイル
・金田一少年の事件簿(実写)
・東京湾景
・エア・ギア
・ゲド戦記
・ホイッスル!
ー追記します。
●ハーメルは作者本人がシリアス展開を望んだらしいですが…
原作のあのノリが好きな自分としてはorz

あと個人的に漫画版サモンナイトも私にとっては
黒歴史です。心ときめかせて1話を読んだとき拒絶
反応が起こりました。
「違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う
違うんだよ、しぃ〜つぅ〜byマオ」位の勢いで。
ジャンプではなくもっと違う雑誌でキチンと漫画化
して欲しい…。

2007年02月14日(水)
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