* たいよう暦*
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2004年03月07日(日) 職人

今日は、私の愛車、通称’すみれちゃん’の車検の日。
友人の職場まで車を持っていきました。
’超一流’の整備士の友人が、ずっと我が愛車の面倒を見てくれているのです。

何度も訪れた友人の職場。
何人もがそこで働いているけれど、群を抜いてきびきびした動きをする友人の姿を見るのが好きです。見ほれます。

友人の働きぶりを見ていると、これが職人というものなのかなあ、と思わされることが何度もある。
友人の手は、無駄な動きを一切しない。
あるべきところ、あるべき場所へ、全てがおさまっていく感がある。
見慣れない道具、見慣れない部品について質問攻めにしても、必ず私のわかる言葉で理解できるように説明してくれる。
そして、きびきびと、着実に、「生まれ変わっていく愛車」を見ることになる。

「さ、これで完了や。元気やわ」
満足げに眺めながら、我が愛車を引き渡してくれた友人。
「大事に乗れよ!」

はい、わかりました。
また二年後、すみれちゃんの面倒を友人に見てもらっていたいなあ。
何年乗るつもりやねん!とあちこちで言われている我が愛車。
初めて自分で買った記念すべき中古の軽。
みんなには小さな車かもしれませんが、私にはちょうどいいんです。いろんな意味で。

この間、無事、4万キロを越しました。
1万7千キロで我が家に来てから、約5年で2万3千キロ。
ほらね。
私にはすみれちゃんが、ちょうどいい。
だから、これからも大事に付き合っていくのです。


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