* たいよう暦*
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「吉野家がすごい行列だよ」 と、会社のパソコンに友人が写メールを送ってくれた。
携帯の小さな写真からでも、十分伝わってくる人人人・・・。
発祥から一世紀。 思いもかけないことで、一時日本から姿を消す牛丼。 一度も食べたことはないけれど、今の私の生活からは身近だった食べ物。 まさかこういう形で消えるなんて半年前には、誰も想像もしていなかった。
「うちの業界どうなるんだろうなあ〜」 ため息まじりに語る人がいたけれど、この未曾有の大災難が、私にはちょっとおもしろい。 おもしろいなんていうと、真剣みが足らないと叱りそうな人もいるけれど、いや、真剣だからこそおもしろいんだけれど。 問題は山積みで、先行きも読めなくて。 この事態の着地点も定まらない中、予測をたてて問題解決にあたっていくのが、力量がためされているようでおもしろい。 一歩でも二歩でも周りよりも先読みして進まないと、なしくずし的にまわりと同化してだめになっちゃいそうな今。 頭と経験と想像力と行動力を使って、いろいろと動き始めている。
こんな時だからこそ。 だめになっちゃうか抜きん出ていくか、はっきり別れていく。
頭も体も使いすぎて、かなり脳疲労肉体疲労気味だけど、だからこそ、おもしろい。だからこそ、最後まで見届けたい。 さてさて、半年後。 どうなっていますかね。
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