まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2010年10月22日(金) ■あ〜あ、おばかだね、と後悔したお話

昨日、ウォーキングに出るのが少し遅くなり、
午後5時過ぎになりました。
この頃は、5時を過ぎるとかなり暗くなります。
なので、少し急いで準備して、
万歩計をつけ、小さなバックの中に、
カメラ、タオル、水を入れでかけました。

いつもなら、帰りがけはお買いものをするので、
おサイフを持ち、エコバックも入れたりするのですが、
この日は、夕方遅かったこともあり、
買い物をせずに帰ってくることにして、
いつもより身軽な感じで家をでたのです。



でも、後で、
後悔することになったんですね〜
この身軽さを…





この日は、青山外苑近辺をぐるりと回る
1時間のコースに決めた。
このあたりは、秋になると、
木々が色づくので好きなコースなんですね。
もっとも、この日は、もう日が暮れたので、
木々を見るとより、秋の気配を感じるために。



そして、どんどん歩き、
外苑の銀杏並木まできたとき…

(外苑の詳細はコチラ→「名神宮外苑」









秋の気配を感じだ。
それもものすごく…





「あ、このニオイは、
 ぎんなんだ。
 そっか、もうぎんなんの
 時期なんだ〜」





と思い、その中を歩くと、
グチャと音がして、ぎんなんを踏んで
歩いていることにも気がついた。

暗くてよく見えなかったけど、
気がつけば、あちこちにいっぱいに
ぎんなんが落ちている。











「うわぁ〜
 いっぱい落ちてる〜
 すごい量だね〜」




私は、毎年ぎんなん拾いをするが、
この外苑銀杏並木ではしたことがない。

ここは人気のスポットで、
いつも人が多く、誰かが拾っている、
という印象があり、以前来たときには、
ぎんなんがなかったので、それ以来、
ぎんなんを拾いに来たことはなかったのだ。

しかし、この日は、
日が暮れた夕方で、
誰も拾っている人もおらず、
風がふくたびに、




ぼたぼた
ぼとん、ぼとん





と、落ちてきていたのだ。
私の頭の上にも落ちてきたし…
それで、すごい量落ちていたのだ。




「ひぇ〜
 こっ、これは…
 拾わねば…
 拾わねば…」





と、焦って思い、
大きなぎんなんを3つほど
拾って、
ふと、気がついた。



何も、袋がない。
いれるものがない…
エコバックも持ってない…
そうだ、今日は、
置いてきちゃったんだぁ〜




近所のコンビニをさがし、
何かを買って袋をもらおうかと思ったけど、
買い物しないからと、
おサイフも持ってないことも気づき…



あ〜あ、
おばかだねぇ〜
なんで、
持って来なかったのかしら。
この時期は、袋は必需品なのに…




と、自分を責め、反省し、
家まで戻って(20分くらい)
自転車でまた来ようか…
一瞬悩み、立ち止まった。




その間にも、
ぎんなんたちは、
勢いよく、ぼたぼた、
ぼとん、ぼとんと、
音を立てて落ちていた。





と、ともかくだよ、
袋、袋をなんとかしなくちゃ。
そう焦って考えて…



あっ、あっ、
そうだっ!
そうだっ!
この近くに、私が通っている、
歯医者さんがある、
そうだ、そこで、
袋をもらおう!
きっとくれる!





と気づき、この日は、
歯医者さんの予約をしていなかったけれど、
大急ぎで、歯医者さんに駆けつけ、
ドアを静かに開けた。

すると、いつもの看護士さんがいて、
目が合うと、ニッコリとして
「こんにちは」と声をかけてきた。
そこで、こうお願いした。



「こんにちは…
 あのね、今日は治療じゃないの。
 あのね、○○さん、
 何かビニール袋ないかしら?
 この先の外苑をウォーキングしてたら、
 ぎんなんがいっぱい落ちててね。
 でも、今日は袋持ってなくて。
 拾って帰りたいのだけど、
 何かいただけるビニール袋ないかしら?」
「ああ、そういえばこの頃、
 におってますね〜
 ありますよ、袋。
 これでよければ、どうぞ。
 ぎんなん、拾って行ってください」
「ありがとうございますっ」




ということで、快く袋をくれた。
私は、後日、治療にちゃんと来ると言い、
丁寧にお礼を言い、歯医者さんを出て、
再び大急ぎで、ぎんなんが落ちていた
銀杏並木に戻った。

もう夕方だし、
仮に誰かが拾っていたとしても、
とても拾いきれる量ではないので、
焦る必要もなかったけど、
こんなときって、どうしても、
気が焦るんですね〜

ともかく、大急ぎで戻り、
銀杏並木の下をじっと見て歩き、
できるだけ大きなぎんなんを拾うことにして、
袋をぶらさげて、今度はゆっくりと、
歩き始めた。



うんとニオウところに、
ぎんなんは落ちているんだよね。
あ、この木はどうだ?
あるかなぁ、
おっきいの。




なんて、ひとりごとを言いつつ。
そして、拾ったのですね〜
幸い、ウォーキング用の手袋は
はめていたので、せっせと。



そしてね、
この拾っている最中に、
ぎんなんの妖精みたいな人にも
出合ったのですね。
不思議な人(子ども?)でした。

 


この話の続きは、お休みをはさんで、
書きますね。





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