| 2009年11月25日(水) |
まじまじと見つめた料理 |
昨日からの続きになります。
私たちは、頭を フレンチからイタリアンに変えて、 この店に入ったのだった。 店の前のこの黒板を確認して。

そして、この黒板に書かれた 本日のランチメニューから、 やや迷いながらも、
「私は、2番目の 豚ヒレ肉のロースト バルサミコソース にしよっと」 と、決め、友人は、 「私は、1番目の サフランとベーコンの リゾットコロッケ にするわ」 と、決めた。
前菜と、パンと、 スープかコーヒーが選べて、 (私たちはスープを選択した) これで1000円なので、 まあまあお得と言える。 私たちは、お料理が出てくるのを待った。
「どんなかしらね〜 結構混んでいるから、 人気のお店なのね。 よかったわね、 このお店を見つけて」
などと期待しながら…。 最初に、前菜の小ぶりな 野菜サラダが出てきた。 これをゆっくりと食べて、 その後に出てきたスープも 「うん、まあまあだね」 などと言いながらいただいた。
主菜が出てくるまでに少し時間がかかり、 待っている間に、頭の中で、 このそれぞれのお料理に対する イメージが大きくふくらんでいた。 お腹も空いていたしね。
そして、ついに、 私のお料理が 出てきた。 きたきた!
しかし… 私は、驚きの目で、 出てきた料理を まじまじと見つめた。 友人も見つめた。
なぜって… イメージしていた、 「豚ヒレ肉のロースト バルサミコソース」 とは…違っていたからだ。 ほら、これね。


盛りつけはとてもキレイだった。 そして、肌色の上のカタマリが、 豚ヒレのローストで、 その下にレンズ豆が敷かれ、 バルサミコソースがかかっていた。
「え…これロースト? 私は、ローストだから、 こんがりと焼き色が ついてくると思ったな。 これがローストかぁ… あまり見たことがない 豚ヒレの形だね」 「うん… なんか違うね…」 「味が付いているのかな?」 「どうかしら… 先に食べて」
そこで、先に食べ始めた。 ローストにもいろいろあるらしい。
どれどれ… おいしいかな? 見た目じゃないからね。
と、豚ヒレローストに、 レンズ豆とバルサミコソースを からめて口に入れた。 もぐもぐ… もぐもぐ…
そして、すっかり… 無口になってしまった。
豚ヒレは、確かにやわらかかったけど… 味のないゆで豚って感じで淡泊な味で、 下のレンズ豆とは、食感が合わなくて、 口の中で分離していた。 バルサミコソースも こってり感がなく… (確かに黒板にはさっぱり バルサミコソースって書いてあった…) 頭の中は、味の分離でいっぱいで、 調和がとれず、??となっていた。
さっぱりとしたゆで豚なんだから、 ソースは濃厚な方がいいと思うな、 なんて思いながら、 無口になってもぐもぐと食べた。
そして、友人の 「サフランとベーコンの リゾットコロッケ」 も来た。
これまた二人で、 驚きの目で見つめる できばえのものが 出てきたのだった。
みなさまは、 「サフランとベーコンの リゾットコロッケ」 と聞いて、どんなイメージを持ちますか? この続きはまた明日書きますね。
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