まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2009年03月09日(月) 「奇跡のリンゴ」をつくった木村さんのお話

先週末は、かなりパソコンと格闘しました。
セキュリティ対策をしっかりしようと、
セキュリティソフト、
ウィンドウズサービスパック3
の、アップデートしたら、なんと、
パソコンが起動しなくなってしまって…
これを戻すのに、再インストールやら、
ソフトのインストールなど大変でした。

我が家のパソコンは、カスタムメイドだったので、
それが仇となり…一筋縄ではいきませんでした。
(あれこれとCDからインストールせねばならなかった)
その上、データを、もう一台のパソコンにコピーして
いなかったので、取り出すことができず…
ウォーキングで、ぼちぼちと撮ってためてあった
写真の半分くらいなくなってしまいまいた。
そのほかのデータも…
がっくり…(大泣)

写真は、また、気を取り直して、
撮りだめせねばと思っています。
(おもしろい写真…あったんだけどなぁ。
 また撮りにいかなくちゃ)

そんなわけで、今週は、
パソコンも正常に動くようになったし、
もろもろ今日からスタートで、
今日は、本の紹介を…



と、その前に…
ウィンドウズのサービスパック3を
アップデートするときには、必ず、必ず、
パソコンメーカーのsupportに一度確認を
してくださいね。
かなり、不具合が起きているそうです。
(ソフトとぶつかって)
また、動作が遅くなります。
そして、データ保存をするのをお忘れなく…






さて、今日は、
ちょっと前に読んで、とても、
よかった本の紹介です。




もっとも、本がよかったというより、
この本の主役の「木村秋則さん」
という方の人間性がすばらしいのですが。



今日は、この木村さんと、木村さんがつくった
「奇跡のリンゴ」のことを書いた本の紹介です。
NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」
(2006年1月)でも、紹介されたので、
ご存じの方も多いと思います。
(残念ながら、私は見逃しました…)
この番組を放送してから、反響が大きく、
ついに本にもなったのです。




「奇跡のリンゴ」








私は、よく知らなかったのですが、
リンゴの無農薬、肥料なしは、
100%不可能といわれているほど
難しいものなのでそうです。

それを、この木村秋則さんは、
8年にも及ぶ試行錯誤の末に
やり遂げたのです。
そんな木村さんの壮絶なる
8年の闘いの記録が
書かれています。





さて、現在木村さんの作っているリンゴは、
完全なる無農薬、肥料なし。
そして、例えば、こんなふうだそうです。



「通常2つに割ったりんごは、
 切ったまま置いておくと、すぐに
 茶色に変色し、やがては腐るのだが、
 木村さんのりんごは腐ることなく、
 まるで「枯れた」ように小さくしぼんでいて、
 赤い色をほのかに残したまま、
 お菓子のような甘い香りを放っていた」




そして、味は?
この本の著者によると、



「外見はごく普通で、形は少しゆがんでいるし、
 小さなキズもある。それほど大きくもない。
 少なくてもデパートに並ぶような一級品ではない。
 しかし、この何の変哲もないリンゴに
 初めてかじりついたとき、
 涙をこぼしそうになった。
 
 そのリンゴは、
 信じられないくらい美味しかったのだ。
 あまりにも美味しいものを食べると、
 人は涙を流すのだということをそのとき、
 初めて知った。

 一口頬張った瞬間に、大げさではなく、
 自分の全身の細胞が喜んでいるような感じがした。
 「これだ!これだ!これだ!」
 細胞という細胞が、そう叫んでいるような気がした。
 甘さとか、酸っぱさとか、香りとかの話ではない。
 
 もちろん、そのリンゴは、その要素も
 ひっくるめて美味しかったのだけれど、
 それ以上の何かがリンゴには満ちていた。
 その何かを言葉で説明するのは難しい。
 
 無理矢理言葉にするなら、
 生命とでも表現するしかないもの。
 あるいは、この世に生きる喜びの
 エッセンスというべき何かが、
 そのリンゴには充満していた。(略)

 ふと気がつくと、手の中に残っているのは、
 リンゴの種だけだった。
 リンゴの芯まで食べていたのだ。
 そのことに気づかぬほど、芯まで
 美味しいリンゴだった」




と、いうことです。
食べたくなってきますよね。
こんな生命力あふれたリンゴ。
涙がでるリンゴ…

いつも食べているリンゴと
どう違うんだろう?
どんな味がするんだろう?
って。



でも…残念ながら、
この「奇跡のリンゴ」は、
大人気で、生産が追いつかず、
現在手に入れるのは、困難なようです。
どうやら、この公式サイトで、
手に入るようですが、
抽選形式らしいです。


「公式通販サイト」



また、東京に
木村さんの極上のリンゴスープを出す
レストランがあるそうですが、
一年先まで予約でいっぱいだそうです。

さて、このリンゴがどうやって
つくられたのか、そこにどんな壮絶さが
あったのか…
木村さんは、リンゴがうまく育たなくて、
自殺しようとします。
この木村秋則さんとはどういう人なのか。
そして、この無農薬リンゴがどうやって
できるようになったのか…

木村さんの言葉がとてもいいんです。
心に残ります。
明日から、じっくりと書きますね。





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