| 2008年01月16日(水) |
なにげなく違和感のあるものたち…あるんだな、これが。 |
さて、今日から、いつもの「道ばた編」だ。 この冬休み中も、できるときにはウォーキングをし、 そして、いろんなものたちをせっせと見つけていたのだ。 そして、こう思ったのだった。
あるね、あるね〜 いろんなものたちが、 今年も。 ふっふ…
今日は、そんな冬休みに あった、あったと、 わくわくしながら、 見つけたものたちのの紹介だ。
もちろん私は、 人さまの趣味に文句を言うつもりは毛頭ないし、 人さまの意図にもの申すつもりも全くないが、 しかし、これらを見つけて、 ふと立ち止まってしまうと、 やっぱり…
「あるね、あるね、 違和感あるねぇ〜」
なんて独り言のひとつも言いたくなる。 今日はそんな、
「なにげなく違和感のあるものたち」
紹介だ。
まずは、これだ。
元気にてくてく歩いていたら、 ふと、白いものが目に入ってきた。 ともかく目についたものは、 必ずチェックすることにしているので、 その白いものに近寄ってみた。 なになに?

すると、こんなものだった。

そう、このごろよく見かける 異国情緒ある像の置物。 背中に植木鉢なんか乗せるやつね。
今は、何も背負ってもいなくて、 マンションの入り口付近の飾り庭に ポツンと置かれていた。
この、 なにげない違和感から 最初は、この像は、 ここにはなかったと 私は推察した。
だって、この像の後ろには、 こんな石が、で〜んと置かれていて、 このマンションが造られた時には、 和風の、今よりは統一感ある庭だったと、 思われるのだ。

もっとも、 この石も、この庭にして、
でっかすぎるんじゃないのぉ〜 存在感ありすぎなんじゃないのぉ〜
なんて、言いたくはなる。 そう…この石も、 充分違和感を醸し出してはいる。 そして、この違和感ある石の前に、 この違和感ある白い像がいるのだ。 違和感と違和感がいっしょになって、 違和感が倍増しているのだ。
これから察するに、オーナーが この像がほしくて買って、そのうちに、 いらなくなって、そして、じゃまになったので、
「そうだ、玄関先の飾り庭に置こう、 あそこになら置けるぞう」
なんて、決めたのだと思う。 よーくみると、この庭には、 植木鉢も無造作に置かれているしね。 この庭はもはや、かつての雰囲気から、 全然違ったものなっていると、私は推測した。
でも、この像は、異国の地で、 頑張って働いているように見えたので、
「春になったら、植木鉢をちゃんと、 置いてもらうんだよ、そうすれば、 ちょっとは違和感がなくなるからね」
などと、声をかけてきた。 違和感がなくなるかどうか、わからないけどね。
さて、そうそう、石といえば… こんな石も見つけた。
ほら、 で〜ん
(落ちているわけではない、ちゃんと設置されている)

ありゃりゃ、 じゃまそうな石だね、 と近寄ってみると…

ごく普通の、 でっかい石だった。
「なんで… こんなところに石が…」
夜になって、暗くなったら、 この石にけつまずく人だっているのではないか、 この石があるのは、繁華街だし… そんなことも心配になってくる。
私のような凡人の目には、 階段の上にあるただの違和感ある石にしか見えないが、 何かこの石に意図があるのだろうか?
意図をさぐるべく、 違う角度からみると、 こんな感じだ。

うーん、 どうみても、ただの 立派な違和感ある石だ。
凡人の私には、意図はわからなかったが、 しかし、石は、存在感があったので、
「まっ、頑張れよ、石」
と、ぺんぺんして力づけてあげた。 これからも、この石は、 ここにずっといるのだと思う。
というわけで、道端でみつけた、 なにげなく違和感あるものたち、 その1でした。 明日は、その2を書きますね。 まだまだあるんですもん。
気軽にコメントが入れていただけます。
→「ぼちぼち、お散歩日記」
■「ことば探し」に戻る時→
「ことば探し」
■「ことば探し」メールマガジン(月〜金)発行しています。
「今日のことば」以外の過去のことばも紹介しています。
コンパクトで、読みやすい構成にしています。
→「購読申込み」
|