まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2007年04月25日(水) あらぁ、これも壊れているね。

さて、昨日からの続いて、今日も
壊れたものたち、その2の紹介です。

いつものようにウォーキングしていると、
またまた見つけたのだ、そう壊れたものを。



まずは、これだ。
そう、歩道に設置されている消化器入れだ。






「おっ、壊れているね」


消化器入れがへこんで、ぐんにゃりとなっている。
もちろん、私は近寄り、まじまじと検査することにした。
その結果、この消化器入れは、へこみ傷があるので、
完全に何かにぶつけられたと結論づけることができた。


しかし、これまた謎なことに、
へこんでいるのは歩道側で、車道側ではない。
いったい、何がぶつかったのか…
謎は残るが、今回は、深い考えをしないことにした。 

そんなことより、気になることがあったのだ。
扉が、ちょっぴり開いていたのだ。







こんなふうに、ちょっぴり開いていると、
私としては、どうしたって、



「どんな中身が入っているか、
 ちょっと見てみよう」




などと思うに決まっている。
やっぱり、中身は見てみたい。


そこで、きょろきょろと、
すぐ近くに人がいないことを確認して、
こっそりと、扉を開いてみた。



どれどれ、
どんなかな?




すると、こんなふうに、しっかりと
消化器がおさまっていた。





おおっ、いるね、消化器。
こんなふうに鎮座しているのね。
なるほど、なるほど。



どうやら、消化器入れにへこみ傷はあったけど、
消化器本体には異常はないようだ。
よかった、よかった。
扉は壊れていても、役割を立派に果たしている
消化器だった。

私は、大急ぎで写真を撮り扉を閉めた。
中身を見たので、とても満足した。



さて、後日のことである。
道ばたで白い小さな犬が、
元気に飛び回っているのを見つけた。


あららっ、何だか不思議な犬さんだな…
と思い、飼い主さんに話しかけた。

「元気ですね、珍しい犬さんですね…」



すると、飼い主さんは
こう言ったのだ。




「元気過ぎてね…それに、ちょっとね、
 うちのロンちゃんは壊れているのよ」

「え、壊れている?」
「そうそう、顔がね、ふふ、壊れているのよ。
 だから、よく変わってますねと言われるの。
 でも、とっても愛嬌があるのよ」



そう言われてロンちゃんの顔をみると…
確かに壊れているような…

こんな感じである。
あ、これは、上を向いているロンちゃん。
とにかく、じっとしていなくて、
上を向いたり、下を向いたり忙しいのだ。





これが、横面。
うーむ、なんだか、壊れているか?
悪いが、オットセイのような顔に見える。








そして、これが横顔。
ふーむ、確かに犬さんの顔に凹凸がない。





あ、そうそう、
かなり苦労して、撮った正面の顔がこれだ。
あっ、そうか、
目と鼻の位置が、普通の犬さんと違うんだね。
撮る角度によって、随分と印象が違うロンちゃんだ。





ちなみにこれが以前に撮った、
普通の犬さん。





ロンちゃんは、
こういう犬種の顔なんだと思うが…
飼い主さんが言うように…
壊れていると言えなくもない。

そんなわけで、申し訳ないと思ったが…
壊れたものたちにエントリーすることにした。



でも、犬は顔じゃない、大事なのは愛嬌だ。
飼い主さんにいっぱいかわいがってもらうんだよ、
ロンちゃん、そう思ったのでした。
きっと、ロンちゃんは大丈夫だね。




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