まゆのウォーキング、ぼちぼち日記

2006年09月26日(火) こんな商売って…あるの?

昨日は、失礼しました。
楽しい時間を過ごしていたら、時間が
すっかり足りなくなってしまいました。
楽しい時間は、あっという間に過ぎ去りますね。




さて…そんなわけで、
頭もすっきり、気持ちもすっきり…
そう思って元気に起きたら、雨じゃんじゃん降り。


いきなり
がっくり…



しかし、それにもめげずに
カッパ着て、ウォーキングに出てみた。
でもね、久しぶりにものすごい大雨降り。
ウォーキングどころではなく、
3000歩ほどで帰ってきてしまいました。
足元びっしょり、ズボン濡れまくり。
ああ、雨の日のウォーキングしたかったけどな。

今日はちょっと運動不足なので、
後で、15分すると10キロ歩くのと同じ運動量が
得られるという例の「棒踏み」(ホントか?)と
内蔵活性化するために、
ゆるゆる体操をしておくつもりです。


と、そんなことはさておき。


今日は、先日出合った、
奇妙な商売のことについて書くことにします。
こんな商売…あるんでしょうかね?
でも、出合ったんだから…あるんだろうなぁ。



ちょっと前のことである。
いつも道の脇道をてくてくと
ウォーキングをしていたら、前から来た、
背の高い20代後半くらいの男性に
「あの、すいません…」
と話しかけられた。
若い男性から話しかけられるなんて
めったにないことなので、ちょっとどきどきした。


なにかな?
道を聞かれるのか?



せっかくのことなので、
「はい」
と愛想良く答えると、
若い男性は、こう言った。


「あの、雑貨を売っているんですが、
 見て行ってくれませんか?」
「はっ?雑貨?この辺りで?」
「ええ、雑貨売っているんです」



でも、この辺りには、
雑貨屋なんてない。

「え、どこで?」
「あの、持っているんです、ぼくが。
 そこにあるんですが、見て行ってくれませんか?」



雑貨を見ていかないか?
この辺りで?


あやしいぞ!
あやしいぞ!



私の警戒警報が心で鳴り響いた。
きっと、何か変なものを売りつけられるのだ、
印鑑とか、壺とかもしれない…
どっかに連れて行かれるかもしれないし。
そう一瞬思ったら、
このお兄さんは、それを見越したように、
こう言った。


「あ、あやしいものじゃないです、雑貨です。
 筆記用具とかノートとか…そこにあるので」



筆記用具だのノートなどの雑貨を
道ばたで、しかも声をかけて売っているって、
立派にあやしいじゃないか…
なんで、こんなところで売っているのか?
人通りもないようなところで?
何者だ、このお兄さん?



私は不信感いっぱいで、お兄さんを見たけど、
少し気の弱そうな人で、悪い人に見えなかった。
しかし、やっていることは正しくあやしい。
ここは、見かけに騙されてはいいけない。
よく、犯罪した人の印象を聞くと、みんな
「そんな人にはとても見えなかった…」
なんて言ってるからね。


私は、一瞬、どんな雑貨?と興味を持ったけど、
自分の警戒警報に従うことにした。


「今ね、ウォーキング中だから、
 筆記用具もノートもいらないかな。
 残念だけど。」
とやんわり断った。



すると、そのお兄さんは、
「あ、そうですか、ありがとうございます」
と言って、足早に去って行った。 

ふーむ…
なんだろう…
あのお兄さんは、こうして
雑貨を売っているのか?毎日?

私は、かなり疑問に思ったが、
このことはすっかりと忘れてしまっていた。



ところが、
先日のことである。



いつもの道をてくてくしていると、
かわいいネコさんを見つけて、
「おっ、はじめて見る顔だね、
 いいねぇ、かわいいねぇ」
などと、写真を撮ることにした。
そして、
「こっち向いてちょ」
などと、ネコさんに話しかけながら、
カシャカシャやっていた。

その時のネコさん写真





すると、後ろから、
「ネコの写真撮っているんですか?」
と声をかけられた。
振り向くと、手に何かを持った若い女性が
ニコニコして立っていた。



私は、このネコさんの飼い主さんかと思って、
「あ、すいません、あまりにかわいかったので、
 写真撮らせてもらっていました」
と、詫びた。

すると、その若い女性は、こう言った。
「あ、違います、いいんです、
 かわいいネコですね…」

私は、ほっとして立ち上がり、
その女性と向き合った。
そして、
「かわいいですね、顔が面白いですよね、
 愛嬌あるって言うか…」
などと答えながら、
その女性が手に持っているものに
ふと視線を落とした。

その女性は、毛のふわふわしたような、
何だか飾りみたいな小さな箱を手に持っていた。


私がその箱を見た瞬間に、
その女性はこう言った。



「これ、ペンなんですが、要りませんか?」
「えっ?」
「えっと、これを売っているんです。
 買ってもらえませんか?」
「えっ?、このペンをこうして売っているの?」
「ええ、そうです。いかがですか?」



「いかがですか?」
って、いきなり道ばたで
ペンをすすめられてもなぁ…

しかも、この女性が言うには、
このペンはただのかわいいペンではなくて、
なんと、電気がつくんだそうだ。


「ほらね」


と言って、女性はその持っているペンに
電気をつけて見せてくれた。


「あらまっ!ホントだ、
 ねっ、写真撮ってもいいかな?」
と、別に本当はそれほど驚きもしなかったが、
大げさな反応を示して、
写真を撮る許可をもらった。



それがこのペン。
わかりづらいけど、電気がつく前のペン




電気がついたペン
先っぽが黄色くなってます。
わかるかな?





ともかく…
この「電気がつく、鳥ペンを買わないか」
というのである。


ふーむ…
この女性はこうして道で会う人にペンを売る、
ペン売りらしい…

ふーむ…
こんな商売あるのか?



その瞬間、
あの例のあやしい若い男性を思い出し、
私の頭の中で、何かがつながった…
あっ、これはもしかしたら、

「道ばた雑貨売り」商売…

そんな、商売があればだけど…



おおっ、きっとそうだ、そうに違いない。
なぜ、こんな商売をしているのか?
他にどんな商品があるのか?
道ばたで売っていて売れるのか?
疑問は尽きない。

そこで、この女性にいろいろと
聞いてみることにした。

すると、意外なことが聞けたのである…
私の疑問はますます膨らんだけど。


この話の続きは、明日書きます。






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