| 2008年10月21日(火) |
東京国際映画祭「些細な事」 |
仕事早退しちゃいました。 どうしても見たくて(笑)。
オムニバスなのですね、何の情報も入れないで見たもので。 7話とも違ったテーマとストーリーで、これを独りよがりにならず見せるのは、やっぱりパン・ホーチョン監督ですね。 また監督は、エロと暴力と汚い物が好きと言ってましたが、それ以外でもたくさんの引き出しがあるんだなと再度確認出来る映画で、やはりその才能の豊かさを感じました。
なんて言いながら、あの鍾欣桐(ジリアン・チョン)のお話しの時に知らずのうちに、寝ておりました(汗〜)。 で、気づいたときには陳百強(ダニー・チャン)の訃報のニュースが流れてるシーン。 ええっっ!!!なんで陳百強なの?ストーリーの中でどういう役割?と、頭の中グルグル。 私も陳百強の訃報はリアルタイムで知ったので、もう香港明星迷としては非常に気になるのです。 なんでこんな陳百強ご登場の大事なお話しで急に寝ちゃったの、私(涙、おバカー) どうせなら、陳冠希(エディソン・チャン)のきちゃない映像のところで寝たかったよ(苦笑)。 家に帰って急遽ストーリー検索。 だいたいの内容はわかりましたが、友人にVCD貸してとお願いしたのでそこでじっくりこのお話は見ます。 あれから陳百強が気になって、私のBGMは陳百強になっております、以前買ったベスト版CD聴いております。
ということで、7話のうち、1話分は見てないので6話の中での感想にします。 一番良かったというか、私的に好きなのは杜[シ文]澤(チャップマン・トー)のお話し。 人と人同士の心の繋がりって、こういう些細なちょっとした情けの掛け合い1つ(この場合は携帯電話のチャージ)で変わるモノというのを、パン監督はすごく上手く表現してるなと感心。 ホテルで彼女が信頼と温かみを感じて、チャップの肩にもたれる所なんかちょっとウルウル。
逆に、一番最初の陳輝虹(チャン・ファイホン) の夫婦間の営み問題は、日常の些細な情けの掛け合いも無くなっちゃったから、お互い営みを通して不満を爆発させてる感じでした。 まあ、相性悪い相手とするってすごく苦痛だけど、でも愛があればそこはハートでカバーよね。
陳奕迅(イーソン・チャン)ご出演のお話しは、ある行為をしてもらうときの彼女の背中を押す時のイーソンの押し方が、もう下心に満ちあふれていていやらしすぎて苦笑。 しかもあの押し方は演技じゃないよね!?。 最後のオチが乙でした。
金培達(ピーター・カム)ってこんなお姿&お顔だったのですね、あんな素敵な曲を書く方なのに怖いです。 馮小剛(フォン・シャオガン)監督もはまりすぎていて、怖いです、いや、上手いです。 余文樂(ショーン・ユー)、楽しいなあ、この人、でもこの役なんかは地でやってるよね。 ショーンって上手いのに、あんまり評価されなさすぎ、加油!
ということで、↓パンホーチョン監督↓

↓撮影監督のチャーリー・ラムさん↓。

会場外で、いつもながらのちょっとしたサイン会。
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