毎天ミーハー哈哈哈日記

2007年11月21日(水) 東京フィルメックス映画祭「ドラマー」

この日「祖名」と「jaycee」のハートボードを作って掲げようと、ある程度作っていて細かい所は現場でやろう!と思い、少し早めに現場到着しようと有楽町駅に山手線が向かった瞬間、太太さんから「トークイベントにジェイシーが来てる」というメールをもらい、一瞬トークイベントが何のことかわからず、でもそういえばなんか「香港映画がどうたらこうたら」というイベントがあったなと思いだし、でもあれにジェイシーの名前は無かったようなとか、でもジェイシーが来るなら急がなくちゃ!!!!と、はやる気持ちとともに有楽町駅から朝日ホールまでダッシュ!!!

で、朝日ホールの入り口脇のホワイトボードに「香港映画最前線 ケネス・ビー監督 ジェイシー・チェン」と書かれた文字を見たときに、思い切り実感、とともに連絡をくれた太太さんに深く感謝。本当にありがとう御座いました。

入り口脇の小会議室にて、初めは監督とプロデューサーのロサ・リーさんのトーク、印象的な話しはポストプロダクションに9週間かかった話し。
スイスで作業したらしいですが、その国のスタッフがとても丁寧に作業してくれたらしくて、こんなに時間がかかったとのこと。
でもあとで映画を見て感じたのですが、この落ち着いた丁寧な編集が、特に「Uシアター」のストイックな生活と雄壮な太鼓演奏をより引き立てたのではと思いました。

さて、いよいよジェイシー登場(ハート)。


はにかみやさん、正面を向いて話しをするのが恥ずかしそう、イベント中もマイクをチョコチョコいじってました(笑)。
「お金がない、車も買い換えたいし、だからコメディにでたい」と言ってました。
普通の若いモン発言、重みがない(爆)。
後の監督のQ&Aで監督が言ってましたが「李心潔(アンジェリカ・リー)は空いてる時間を見つけては箸をバチ代わりにしたりと練習に余念がなかったが、ジェイシーは練習しなくて」とか「坊主にするのに非常に抵抗があったようで、Uシアターの責任者役を演じた劉若瑀(リウ・ルオユー)さんが説得した」なんて話しもあって、ジェイシー、役者としての自覚が無いぞー、ただのほんと若いモンだわーと苦笑でした。
さらに、この映画の若者、オヤジの権力を傘にやりたい放題、で、大問題をおこして台湾の山間部の街に身を潜め、そこで太鼓集団と出会うんだけど、なんだかオヤジの権力からしてジェイシーが選ばれたかなと勘ぐってしまいした(笑)
でも、この映画でケネス・ビー監督をはじめ、出演者からもいろいろ指導があって、少なくともジェイシーにはプラスになったかな(笑)
でも、こんなジェイシーだからこそこれからの成長が楽しみ。

 
(目元が成龍にそっくり、20年前に想いを馳せる我・笑)

トークイベントの後、トイレに行った監督を待ちかまえ(笑)、サインを頂く。

そして、舞台挨拶ー。
なんと友人が前から2番目のど真ん中という席で、私の席(前から4列目の右ブロック)と代わってくれると言うのです。
それはもう悪いのでお気持ちだけでお断りするも、最後は友人のあたたかい勧めとお言葉に甘えさせて頂きました。
M小姐、本当にありがとうございました!!
おかげでジェイシーに思い切り反応してもらえました(うれし涙)。
もうもう、心から感謝ーーーーです。
そう、この日、ジェイシーのCDも持ってきていたので、ボードが完成していなかったこともあり、私はそのCDを掲げてアピールしました。
そしたら、ジェイシーがそのCDに気づいて、「おおっ」って感じで指さし反応してくれたのでした。
ぎゃあああああ〜〜ん、その指さしに射抜かれました(はあ、ハート〜)。
M小姐、本当に本当にありがとう!!

でもその舞台挨拶、5分程度の短さで本当に挨拶とマスコミへのフォトセッションのみという感じでした。




そして、映画、なんかいろいろすでに上で書いてるので、足りないところだけ。
梁家輝(レオン・カーファイ)がまたまた狂気の役どころで良かった。
私は家輝さんは2枚目とかコメディよりも、狂気めいた役の方が大好き。
もうゾクゾクしちゃう、これからもいっぱい狂犬やってほしいな。
で、もう一人、ロイさん(張耀揚ロイ・チョン)、最近なんか(黒社会物でも)良い人キャラが多くなって、それはそれで良いんだけど、やっぱりそれじゃ物足りないのよ、ロイさん。
80年〜90年代前半みたいに、バシバシ悪い人演じてもらってこそ、ロイさんじゃない?
でもこの映画は久方ぶり、悪いロイさんが見れて嬉しかったわ。

映画後は、監督によるQ&A,これもすでに心に残ったことを上に書いちゃったので、雰囲気だけ。
でも監督もなにげに素敵よね、私にとったら張洪量(ジェレミー・チャン)系で、ジェイシーいなかったら監督に惚れてたかもね(またか・笑)。



ケネス・ビー監督       






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美香 [MAIL]