毎天ミーハー哈哈哈日記

2006年06月14日(水) 情義我心知

黎明(レオン・ライ)と杜[シ文]澤(チャップマン・トー)主演の「情義我心知」を見ました。
私は俳優としての黎明は好きなので、結構作品は見てる(と、思う・笑)。
なんといっても、作品上で見せる“全てを包み込んでくれる優しい微笑み”は天性のものでしょうね。
特に私は「都市情縁」の公衆電話のシーンで見せたあの微笑みが、一番のお気に入りというか、もう頭から離れずに何年も経過してます(爆)。
そんな黎明の魅力がこの映画でも、不毛な日常を可憐な野の花が覆いつくすように描かれていました。
黎明は精神発達が遅れている役なのですが、やはり純粋さを演じさせたら天下一品の演技力です。
ただ映画の中では、女性をどのように癒してあげるのか、もうちょっと描かれても良かったかなと思いました。あっ、あの微笑みだけでOKか(笑)。
私もちょっと疲れた時に黎明に微笑まれたら、それだけで癒されるかも(笑)。

チャップはこれまたチンピラの役ですが、心底の悪ではないんです。
弱さで悪道を歩いているタイプ。
これもチャップに演じさせたら天下一品の役どころです(笑)。

また他の出演者ですが、チャップの元奥さん役を演じているのが、葉[王施](ミッシェル・イップ)。
あまりにも普通すぎて最初わからず、遊園地のシーンあたりで確信しました。

クラブのママさん役は、なんと楊貴媚(ヤン・クイメイ)。
おお、これはある意味サプライズ、香港娯楽映画に出るとは思えない配役。
蔡明亮監督映画でもそうだけど、彼女は楽しんで演じてる雰囲気がするんだけど、この役もそんな感じがするぞ〜(笑)。
中国語・日本語・英語チャンポン言葉も、ご本人のアドリブかも!?

そして、張耀揚(ロイ・チョン)。
出てきたときから、なにかやらかすな〜と思ったら、やっぱりな〜って感じでした。
ロイさん、良い人そうな振りしてさ〜(笑)。

さて、ラストですが、「ああ、良かった、良かった、ハッピーエンド」と思うもつかの間。
その展開に、一瞬狐につままれた感じー。
でもすぐに、香港映画だもの、普通に終わらないよなあと、一人納得するも、なんだか黎明に泣けてきちゃって、ウルウルー。
そのまま光良の「都是[イ尓]」が流れてきたから、余計にね(涙)。





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美香 [MAIL]