毎天ミーハー哈哈哈日記

2006年04月17日(月) 「如果、愛」

先日の香港で「如果、愛」のVCD(DVDがリージョンコード3だったため)を買ってきました。

見終わった後に、「もう1度見てみたい映画」感を与えてくれました、好睇でした。
一番良かったのは金城君かな、別に迷とかじゃないんだけど、周迅(ジョウ・シュン)演じる孫納への想いの演技が良かったな〜。
1回孫納に捨てられそうになって、2回目捨てられて、再会したって「あなた誰?知らないわ」扱い、それでも孫納への想いが断ち切れないでいる、金城君演じる林見東。
二人で過ごした部屋を訪れては孫納への想いをテープに吹き込んだりして、この好きだからこそ、忘れられないからこそのしつこさが哀しいくらいにジーンと来るの。
一番好きなのは1回孫納に捨てられそうになったときに、雪の中孫納を抱きしめるシーン、これって夢のために孫納は金城君を捨てようとするんだけど、金城君は結局夢破れ傷ついた孫納を許して包み込むんだよね。
このシーン、映画の中で結構流れるんだけど、すごく金城君の心の暖かさを感じる事が出来て好き。

學友はね、最初コートのフードを被って顔が見えないの、ちょっと不気味感ありなんだけど、これって哀愁感を出すためかもね。
だってこの映画の學友は「哀、哀、怒、哀、哀、怒」なんだもの。
もちろん、役にものすごく入りこめるから學友だから、そこら辺の感情表現はとってもウマイです。
そしてやっぱり圧巻は空中ブランコのシーン。
この映画、ミュージカル映画を撮ってる現場と実際の現場がクロスしてるんだけど、このシーンの最後はやはりもう画面釘付け、思考回路停止しました。
「學友…(涙)」(このとき、気持ちは只の學友迷になってたし、私)
と、思ったら、おいおい、そういうことですかって、私は気持ち切り替えるのに時間かかりました、陳可辛監督!(笑)
ただ、學友の声が吹き替えなんだよね、すごくイヤだって言うか、學友の演技の魅力半減だわ。
特に感情爆発させるところなんか、學友の声じゃないと伝わらない。
學友って前述したけど、演技に入り込むから、声も凄く大事な要素なんだよね。
だけど、學友の歌は、すごくーーーーーーーーく良いです。今更言うことでもないですけどね(笑)。
今までも何度も言ってきたし。
「如果、愛」などはそのまま學友のキーで歌えると思いますから、是非歌いましょうね、學友迷の皆様!

それから、池珍煕(チ・ジニ)もとってもホッと出来る演技で良かったです。
學友・周迅・金城君で三角関係ゴタゴタの時に、ふっと見える池さん(いろんな役で出てます)の微笑み。
癒されました。

今年中に日本公開らしいですが、その時は是非是非見に行きたいです。
って、見行ってね〜、損はない映画と思います。




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美香 [MAIL]