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2009年05月13日(水) バカの考え休むに似たり

世間の波から取り残されているようですので、
世間の波に流されない、普遍的な事でも考えてみたいと思います。




武蔵とサンジのカテゴリー




常日頃から思っておりましたが
あの2人、一緒なんじゃないのかと。
似てるにも程があるんじゃないかと。



けして女たらしだとか外見的に目を引くポイントとか(老け顔と眉毛)
かなりの馬鹿だとか、でも本人は一本筋が通って矛盾無しと思いこんでるとか
そういう所も似ているとは思いますけれど。
キックという部分から見ると武蔵もサンジも同じですよ。イーブンなんですよ。



サンジだって、野球する時足で蹴りそうじゃん。



例えばですね。少年誌にありがちな「連載漫画を超えた合作」をするとして。
それぞれのキャラがいろんなスポーツに参加するとして。
武蔵は何やっても足を出すと思うのですよ。
で、周りから「何やってんだ」って突っ込まれる所をサンジが
「いや、足の方がやりやすいだろ」って話になって
足技が通ると。それじゃあ剣でやる、笛を使う、卍解する、分身する、と
非情にゴタマゼな具合になって、最後に両さんがイカサマを起こし、
大原部長に全体を叱っていただければベストではないかと。

まあオールスター祭りが開催されれば、
武蔵もサンジもどちらかと言えば舞台裏要員。
出場者への飯を作るコックさんと舞台裏を支える大工さん。
疲れたら飯場に行く、もしくはふと目を落とせば
足下に握り飯があったりする訳です。
何もかもが終わった後に半壊した舞台を撤収させるために解体すると
やはりサンジも臨時厨房なんかで後始末してる訳です。

残りもんだ、的にサンジがちょっとしたモンを出してくれて
それをつまんで「これどうやって作るんだ」てなったり
甘く無い菓子に驚いたり、まだ余ってないかと尋ねたりすんですよ。


「甘くねぇ菓子が好きなバカヤローがいてな」

「あー、俺んトコにもいるわ。甘いのが駄目なヤツ。」

そして始まる、主語が違うのに述語が合っちゃってる会話。

「好きなモン聞いても、『ねえ』って答えるのに好物出すと顔がゆるむ」

「普段何考えてるのかわかんねー癖に、不機嫌な時だけ顔に出る」

「すっとんでったら帰って来ない」

「なんでも一人でしょい込もうとする」

「ちったあ、周りを頼れってんだ」

「その癖、そばに居ないとうるさい」

「人の話を聞かない」

「言い出したら聞かない」

「口が悪い」

「手癖も悪い」

「態度がでかい」


そうして2人でため息つきながらいつしか酒を酌み交わすんですよ。
サンジは武蔵の体格とか飲みっぷりとか寡黙な所を眺めて
武蔵は目の前の細い首筋をさらさら流れる金髪を眺めて

「細いな」

「テメーが太いんだ」

こう、段々会話がポツリぽつりになり。
なんとなく武蔵がサンジの頭から首筋を撫でます。

「何すんだテメ!」

「いや、やっぱ、似てんな」

怪訝&不機嫌を隠しもせずに睨むサンジに
「女扱いした訳じゃなく」的に弁解しようとして。

「誰に」

「うちん所にも、金髪がいてな」

何となくそれ以上突っ込むと危険だな、ってサンジが悟ります。
何となく上手く会話をそらせなくて、武蔵の腕を触ってみます。

「なんだ」

「似てんだよ」

誰に、って目で武蔵が質問。

「うちの………デブにだよ」

「お前が細すぎんだろ」

そういう会話ですよ。2人とも相手を「うちの」呼ばわりですよ!

そこに他の漫画の女キャラが「お疲れさまでしたー」とか言って
ジュースなんか持って来るのね。
それでサンジ大感激でお礼言って、武蔵もまあ愛想的に頭下げるんですよ。
「どうも」とか言う訳で、しかし2人は既に厨房の後片付けと称して
喉も腹も潤っているのです。
手にした缶ジュースに目を落としてふと「アイツどうしてんのかな」と思い
なんとなく別れて相方を探しに行く、と。

いや、もちろんサンジとヒル魔、武蔵とゾロの方が似てると思いますけど。
なんとなく初対面でありながら「主語は違えどノロケは一緒だ」話が出来る所とか
女の子に対して誰にでも優しいけど、スペシャル本命に対しては全然態度違う所とか
裏方的一芸に秀でているとか、足技で強引に押し通しそうな所とか。
本人に自覚が無くてもかなり相手につくしているとか、
結構あいつに振り回されてるんだぜ、と、本人は思っていても周囲から見ると
「お互い様だろ」って突っ込みが入りそうな所とかね。

似てると思ったのですよ。

だけど、同じ足技使いなのに足の太さはどうだろうとかサンジが愚痴ったり
武蔵が冷静に「作者の差だろう」ってコメントしたり
「あんたの蹴りだと筋肉使ってそうだよな。歯とか丈夫だろ」
「お前さんはスピードがあるよな」
なんて会話になったりするかと思うと楽しそうでニヤニヤする、と。
やまだが楽しい、と。


そしてサンジとヒル魔が意気投合して2人でムサイ男の悪口に花が咲くとか
ゾロと武蔵が「そういう所が可愛いよな」「目が離せねえからな」って
悟った会話しているとか考えるだけで嗚咽する、と。
やまだが楽しい、と。



漫画の垣根を超えた会話というのは楽しいもんですよ。

セナとピヨ彦の会話の盛り上がらなさとか。
ヤコとルフィーとトリコの巨食い対決とか。
ネウロとヒル魔のさぐり合い会話とか。
銀さんとシュージンの駄目ジャンプ論議とか。
ああ、あと全ジャンプ漫画における上司・コーチ・師承陣への
「貴方たちの仕事は一体何ですか」とアンケート取る会とか。











やまだ